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2022.09.19

水辺の狩人ミサゴ!

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スタッフ名:ネイチャー谷口

大型台風が接近中の紀州加太です!
近畿では19日昼過ぎから20日の朝方まで雨風が強くなりそうで非常に心配です…
本日お越しの皆様も公共交通機関やお車の運転十分お気を付けください。

そんな状況真っ只中ですが本日も加太周辺でよくみられる野鳥のご紹介です
ミサゴです!白いお腹と長い翼が特徴です。
トビなどの猛禽類の仲間で主に海や河川などの水辺に生息しています。
英名が「Western Osprey」と呼び名前に「オスプレイ」と入っている通り
空中でのホバリングが非常に得意で海の上で滞空しながら獲物を見つけると足だけを
海に突っ込み狩りをしている姿を加太の港でよく見かけます。
猛禽類の見分け方は?
遥か遠くを飛んでいる猛禽類の種類を説明していると「どうしてあんな豆粒みたいな影を見て
瞬時に種類が分かるのか」という質問をたまに受けるのですが猛禽類は羽の形や飛び方・羽ばたき数
を見るだけで実は大体判別できるのです!

実際見比べてみましょう!
画像1
まずはこちらがハチクマ。
ミサゴに比べてずんぐりむっくりで翼ががっしりしています。
飛び方もミサゴはバサバサとよく羽を動かして飛びますが
ハチクマは羽をあまり動かさず旋回しています。
画像1
続いてクマタカ。全体的に更にがっしりしていてここまで来ると風格が全く異なるので
違う種類だなというのが分かります。
生息場所も山岳地帯で棲む場所も異なるので見分けがつきます。
画像1
最後にこちらがチョウゲンボウでミサゴと生息域が被ってはいますが
かなり小型でハトとほぼ同じ体格でこれは一目瞭然で見分けがつきます。
羽ばたき回数もかなり多く小回りが利く羽の大きさ・形をしています。

猛禽類と一つで纏めてもこれだけ個性があるので見ていて面白いですし判別ができると
なお面白いのです!
加太では結構な数の猛禽類が生息しているので、お越しの際は空を見上げてあのタカは何の種類
なんだろうと調べてみるのも面白いですよ!

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