ぶらっと行ってみりん!!『初立池』
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スタッフ名:津多
農業大国渥美を支える大事な池
休暇村からお車で約10分の場所にある初立池(はったちいけ)は、
豊川から引いた豊川用水(とよがわようすい※とよかわようすいと言うと地元の方々に怒られます。が地名はとよかわで合ってるみたいです。)の最終調整池で、昭和41年3月(1966年)に着工し昭和42年12月(1967)に完成。約2年の歳月をかけて作られた初立池はここ農業大国渥美半島を支える最も大事な池になっています。
周りが遊歩道と公園が整備されお散歩にぴったり
初立池公園内には約2400mの散歩・ジョギングコースや駐車場があり、ちょっと近場へドライブやサイクリング、お散歩などに丁度良い場所かと思います。
毎年5月中旬~6月には園内3ヶ所にある菖蒲園に約12000本の花菖蒲と紫陽花が咲いて、来訪者の目を楽しませてくれます。
※2023年4月5日に撮影した画像です。昨年はかなり早く咲き始めました。
4月18日の時点で現状を見に行ってきましたが、まだまだの状況で菖蒲もアジサイも後1か月は先になる見込みです。
春の桜・初夏の菖蒲やアジサイ・秋は渡り鳥・冬の水鳥の羽根休みの場と1年を通して様々な楽しみ方ができる初立池公園。
渥美半島にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
初立ダムと奈良県東大寺との意外な繋がり…
初立池(ダム)の南堰堤下には、伊良湖東大寺瓦窯跡があります。
これはダム建設当時に発見されたもので、奈良の「東大寺」を鎌倉時代初期に再建した時に、その瓦を焼いた窯の跡なのだとか。
約1000年~1200年前頃(平安時代~鎌倉時代)の渥美半島は、良質な土を活かした瓦の一大生産地だったそうで、この瓦窯跡を発掘調査した際には「東大寺大沸殿瓦」と刻印された軒丸瓦、軒平瓦、平瓦などの瓦や、瓦塔などの宗教用具が出土したそうです。
現在でも保存されている瓦窯跡を見ると、歴史的ロマンを感じます。
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