島の恵みをどうぞ♪
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スタッフ名:レストラン 堀
こんにちは。
今回は、淡路島産の食用なたね油「菜の花の恵み」のご紹介です。
お隣の洲本市五色町で製造されています。
お料理に使っていただくと、サラダ油とはまた違った、どこか懐かしいような、やさしい味わいになります♪
休暇村南淡路からお車で約5分の「福良マルシェ」や、島内数ヵ所のお土産物屋さんで購入できます。
皆様は「菜の花エコプロジェクト」という活動をご存知でしょうか?
日本中で行われているのですが、休耕田に菜の花を植えて花を愛で、その後は種を収穫して油を搾り、その油で天ぷらを揚げ、使った後の油は、BDF燃料にリサイクルして車を走らせ、搾りカスは飼料にする…という、資源の循環型社会のモデルとなるような活動です。
淡路島の五色町でも「あわじ菜の花エコプロジェクト」が行われていて、私もイベントなどに何度か参加したことがあります。
五色町は、江戸時代に北前船で北海道に渡り、蝦夷地を開拓し、商人としても活躍、日本とロシアの架け橋になった、高田屋嘉兵衛(たかたやかへえ)の生まれ育った町です。
電気のない時代、嘉兵衛もランプになる菜種油で通商を行っていたそうです。
司馬遼太郎さんの「菜の花の沖」という小説は、高田屋嘉兵衛の物語です。
嘉兵衛の故郷から「菜の花のエコプロジェクト」が始まり、出来上がったのが、今回ご紹介したなたね油「菜の花の恵み」です♪
もうすぐ淡路島では、菜の花の時期を迎えます。
旅の途中で、一面黄色に染まった風景をどこかで見られるかも知れません(*^^*)
皆様。美しい風景、おいしい海や野山の幸…淡路島の恵みをどうぞお楽しみください。