お寺・神社シリーズ6<金泉寺>
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スタッフ名:加島
スタッフ加島がお送りするお寺・神社シリーズ第6弾目を紹介いたします。
今回紹介するのはお隣の徳島県にある三番札所金泉寺(きんせんじ)です
このお寺は聖武天皇の勅願により行基菩薩が寺塔を建立し、「金光明寺」と命名されたと伝えられました。そのころの本尊は高さ約91センチの釈迦如来像で、脇侍に阿弥陀如来、薬師如来の三尊像を安置して開基したといいます。弘仁年間(810〜24)になって弘法大師が四国を巡教された際、村の人たちが日照りに苦しんでいるのを見て、この地に井戸を掘られた。この井戸から湧き出た水は霊水で、「長寿をもたらす黄金の井戸」とされ、寺名の「金光明寺」を改め、「金泉寺」と名付けられました。
泉寺には屋島の戦いに向かう途中の源義経が立ち寄り、戦勝祈願をしたという伝承があり、観音堂には義経が祈願をした聖観音がお祀りされています。金泉寺の聖観音は別名「勝運(しょううん)観音」と呼ばれ、とても運が強い観音さまと伝わっています。
義経は小松島市の金磯弁財天付近に上陸し、鳴門市と香川県東かがわ市を結ぶ大坂峠を越えて屋島に向かったといわれていて、小松島から鳴門・板野にかけては義経が立ち寄ったといわれるゆかりの地が点在しています。
是非立ち寄ってみては如何でしょうか?
「アクセス」
住所 〒779-0105 徳島県板野郡板野町大寺字亀山下66
駐車場 あり
休暇村から約30分