起雲閣(きうんかく)
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スタッフ名:江柄
熱海市指定有形文化財 「起雲閣」
熱海駅から車で約5分の所にある起雲閣(きうんかく)。
1919(大正8)年に別荘として築かれ、1947(昭和22年)に旅館として生まれ変わりました。
その後、熱海を代表する宿として数多く宿泊客を迎え、日本を代表する文豪たちにも愛されてきました。
2000(平成12)年からは、熱海市の所有となりました。
熱海市の歴史的・文化的遺産・観光の拠点として多くの方が来られています。
そして、2012(平成24)年には、開館以来の入館者数が、なんと100万人を突破しています!
洋館「玉姫」(たまひめ)
洋館「玉渓」(ぎょくけい)
正面中央にある暖炉は、ヨーロッパのデザインを基本にしていますが、
日本の建築様式も用いられて作られており、独特な空間になっています。
ローマ風浴室
1989年の改築の際、多くの部分で現代の材料で作り変えられましたが、
ステンドグラスの窓やテラコッタ製の湯出口などは、建築当時の物です。
この場所のガラスもそうですが、昔ながらのガラスを使用しているところも多く、歴史を感じることが出来ます。
~起雲閣の庭園~
起雲閣の庭園は、池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)とよばれており、
眺望や散策を楽しむことができる庭園となっています。
また、眺望について特に力を入れており、敷地内の各建物、各部屋それぞれの場所から眺めたとき、どこから眺めても
快適な庭となるように設計されています。
ぜひ、季節を感じながら歩いてみてはいかがでしょうか!!
起雲閣の紹介