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2025.01.21

焼きガレイを食べる日!「天神講」をご存じですか?

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スタッフ名:橘高

みなさま、こんにちは!
いつも休暇村越前三国のスタッフブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

早速ですが、1月25日は天神講(てんじんこう)です。
福井県以外の方には、あまりなじみがない「焼きガレイを食べる日」なのです。
今回は、そんな「天神講」についてご紹介いたします。
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「天神講」とは、学業成就や子どもたちの健やかな成長を願い、正月から飾る天神様の掛け軸に焼きガレイを供える風習のことです。
学問の神様・菅原道真公の命日の2月25日と、生まれた日の6月25日にちなんで、毎月25日は「天神様の日」とされています。
その中でも毎年1月25日は、その年初めての天神様の日「初天神(天神講)」と呼ばれて特別な日です。
福井では、毎年元日に天神様をお祀りし、子どもの成長と学業成就を願う習わしが伝承されています。
天神講当日、元日から床の間に飾っていた天神様に尾頭付きの焼きガレイを供えてお参りするのは、嶺北を中心とした独特の風習です。
お参りの後、カレイのお下がりをいただいて学力向上を願います。
焼きガレイをお供えする理由は、庶民が鯛の代わりに使用したカレイが定着した説や、当時の携帯食「乾飯(かれいい)」の語呂合わせ説、道真公の好物だった説など、諸説あります。


 
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知っていましたか?学力トップクラスの福井県!!
昨年、小学6年と中学3年を対象として行われた2024年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果では、公立校の都道府県別平均正答率で福井県は小6の国語が3位、算数2位、中3は国語が3位、数学は1位となりました!全国トップクラスの学力を維持しています✏
1位の科目が出たのは2019年度の中3の数学と英語以来、5年ぶり。
福井県の子供たちの学力が全国トップクラスなのは、天神講の風習が影響しているのかもしれませんね♪

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