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2022.04.15

休暇村裏磐梯つうしんぼ 第21回

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スタッフ名:星 梨穂

皆さん、こんにちは
今回は実は会津の人でもなかなか行ったことの無いですが、
歴史を感じることができるスポット、旧滝沢本陣を紹介したいと思います。
旧若松城下から白河、江戸に至る旧白河街道沿いにあり、滝沢峠の城下側の上り口にある。現存する建物は1678年(延宝6年)に建てられ、その頃から、会津藩主が白河街道を通る際の休息所として使用された。その後、歴代会津藩主の参勤交代をはじめ、領内巡視、藩祖保科正之をまつる土津神社の参詣の際に休息所として利用された。戊辰戦争時には、藩主松平容保の出陣によって陣屋となり、座敷には当時の戦闘による弾痕や刀傷などが残るという歴史遺産なのです。
中に入ってみると、食器や草蓑、囲炉裏などがあり当時の暮らしを感じることが出来ました。
この松平容保公の絵がある場所がお座敷になります。
下に写真を載せますがこの場所のすぐ近くに刀傷などがあります。
この刀傷は、お座敷の中や門側等についており、
この場所でも激しい戦いがあったことが感じられます。
門側のふすまには弾痕もあり、火縄銃などでうちこまれたのだなと
分かります。
写真の木は鶴ヶ城に当時あった老杉です。
戊辰戦争で西軍に打ち込まれた大砲の跡があります。
これはお座敷の手前にあったお茶の道具です。
一見するとただお茶の道具が置いてあるように見えますが、
奥にある棚に弾痕が残されています。

皆さん、いかがでしょうか?
この滝沢本陣は会津に住んでいた私も行ったことがなく、
初めて行きましたが、今まで資料や映像でしか知らなかった戦争の恐ろしさや戦いの激しさを
感じられとても感動しました。
滝沢本陣の目の前には飯盛山に続く道があり、本陣を見学してから飯盛山へ行くと
白虎隊などと同じようにいけるのでまた何か感じることもできると思います。
歴史好きの方、戊辰戦争に興味がある方には特におすすめします!!

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