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2020.09.26

お月見を楽しむ・・・

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スタッフ名:高梨

秋はお月見のシーズンでもあり、来る10月1日は中秋の名月になります。
そこで今日は、休暇村裏磐梯の人気ふれあいイベント「星空さんぽ」での活動をもとにしたお月見・月面観察の話題です。
 
「星空さんぽ」では天気が良ければ、まず外での満天の星空観察を優先しますが、天文台の大型15㎝フローライト屈折望遠鏡による天体観察も大きな人気です。世界の天文ファン憧れのメーカーの高性能望遠鏡でみる月・土星などの像には、いつも歓声があがります。

特に低倍率(約50倍)による月全面の姿は、像のシャープさとも相まって鋭いクレーター群と、「ウサギ」や「カニ」などにも見える月の海の様子がよく分かります。
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また高倍率(200~400倍)にすると、クレーターなどの地形のアップが楽しめ、まるで月に行って宇宙船の 窓から月面を見ているような感覚になります。
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上の写真の中央やや下は、雲の海のブリアルドス・クレーター(直径61㎞)です。上下には、雲の海の盆地の底から湧き出してきた溶岩におおかた埋められた「まぼろしのクレーター」が見られます。
ブリアルドス・クレーターは、その溶岩が冷えて固まってできた平地に隕石がぶつかってできた新しいクレーターということになります。
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こちらは、表側最大級のクラビウス・クレーター(直径225㎞)です。クレーターの中に
クレーターがあるのは、大きな隕石が降ってできた大きなクレーターの中に、また小さな隕石が降ったためです。これらから、一般的には小さなクレーターほど後にできたことが読み取れます。

 
以上は、その時々の解説の一例です。その日の月齢によってよく見える地方が違ってきますので、覗いてのお楽しみとなります。また天文台では、複数本の望遠鏡が一つの架台に乗っていて一本をビデオ映像用としてモニター画面に映しますので、上記のような月面の解説が簡単にでき、望遠鏡による直視と相まって、満足度の高い観察が可能となります。
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皆様、天文台のある休暇村裏磐梯、第1級の素晴らしい星空が見られる休暇村裏磐梯で、宇宙に親しみ、宇宙を知ってのち改めて知る地球のすばらしさ、ありがたさを実感してください!

(「星空さんぽ」は、19:00~21:00の時間帯になりますので、月齢と天候の関係で、その時、空に月が出ていないと、生の直接観察はできません。また星空さんぽは、基本、火・金・土曜の実施となりますのでご了承ください。) 
 
(始めの写真は、2011年12月10日の皆既月食の時の写真です。日本で見られる次の皆既月食は  2021年5月26日であり、近く見られるわけではありません。)

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