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2020.09.25

中瀬沼展望台と森の角笛

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スタッフ名:上村 直哉

こんにちは。上村直哉です。
私事ではございますが・・・、9月の上旬に中古のホルンを買いました。時折、中瀬沼の展望台で
練習しております。
このホルンという楽器に出会ったのは、中学生の時でした。ホルンという楽器は、ポップスではほとんど見かけませんが、クラシック音楽では大活躍する楽器です。そのため、私のクラシック音楽好きのきっかけになった楽器でもあります。また、ホルンはドイツ語で『Waldhorn (訳:森の角笛)』と呼ばれており、中瀬沼探勝路の美しい森の中で吹くにはぴったりの楽器です。かつて、ドイツ人の祖先であるゲルマン人の狩人が森の中で狩りの合図をするため、角笛を吹いていたのでしょう。

 
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さて、このホルンという楽器の音色には、裏磐梯の自然も持っている二面性があります。その二面性とは、美しい森林や植物の実り(牧歌的、柔和、素朴)と磐梯山の雄姿(雄々しさ、荒々しさ)とに対応しています。まず、裏磐梯の探勝路には、ブナやミズナラに彩られた美しい森の小道や湖水、植物の実りなどが見られます。これらは、ホルンという楽器が持っている、空間いっぱいに広がる柔らかい牧歌的な音色を思わせます。まさしく、森の角笛の音色です。
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一方で、裏磐梯の自然には、水蒸気爆発で崩壊した磐梯山の荒々しい雄姿や、レンゲ沼の探勝路などで所々みられる巨大な安山岩の姿が欠かせません。これは、本来ホルンに金管楽器として備わっている力強さや荒々しさを連想させます。実際に、オーケストラでホルンが雄々しく吹き鳴らすクラシック音楽の作品は沢山あります(例:ブラームスの交響曲第一番第四楽章、ワーグナーのタンホイザー、R.シュトラウスのホルン協奏曲第1、2番など)。
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そのためか、私は裏磐梯の豊かな自然に触れれば触れるほど、ホルンの音色が蘇ってくる気がしました。ホルンの購入に至ったのも、裏磐梯の自然のおかげかもしれません。
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