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2024.11.18

日本陸軍歩兵第三十六連隊 兵員輸送の駅

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スタッフ名:野口新之介(昭和生まれ)

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福井県鯖江市、福井鉄道福武線の神明駅は、1924年(大正13年)、兵営駅(へいえいえき)として開業されました。今は眼鏡の町として知られる鯖江市ですが、かつては陸軍鯖江歩兵第三十六連隊が設置され、駅の近くには兵舎のほか、演習場や弾薬庫、衛戍(えいじゅ)病院といった各種の関連施設が置かれていました。また、三十六連隊は日本陸軍でも有数の強さを誇っていたこともあり、当時は軍隊の町として大変栄えたそうです。
 
1946年(昭和21年)、神明駅に改称されました。木造平屋建の有人駅です。越前町・越前海岸方面への路線バスが出ており、福井鉄道の主要駅のひとつになっています。
駅の近くには営門跡やいくつもの碑が残されています。地域の地名は三六町(さんろくちょう)。三十六連隊からの名残かと推測されます。
戦時中は2,000人もの兵員が駐屯しており、周辺は商店街などもあり賑やかだったそうです。兵営駅は三十六連隊の兵員を福井市内に輸送する重要な路線でした。
駅近くの三六公園には、当時の兵営図が設置されていました。東西310ⅿ、南北510ⅿの広大な敷地だったようです。
戦争遺跡が多く残されている神明駅近くでしたが、駅の売店で「特攻」とか「必勝」とか書いたTシャツやハチマキが売っている訳では無く、ひっそりと当時の面影を残しているのみでした。
それでも、雨上がりの営門跡が妙に神々しく思え、やや右寄りの気持ちになってきました。
駅周辺の散歩や散策は、なかなか面白い発見が毎回あり、今後もゆるかやかに続ける予定です。

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