一乗谷の魅力は朝倉氏遺跡だけじゃないぞ。
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スタッフ名:野口新之介(福井を深掘り)
昨年秋にオープンしました一乗谷朝倉氏博物館や、復原町並みなど、一乗谷は戦国大名朝倉氏の城下町の遺跡として知られていますが、そもそも一乗谷とはなんぞや?をご説明します。
福井市の東部に一乗山があります。その麓を流れる一乗谷川のつくる南北に狭長な谷を一乗谷と呼びます。戦国大名の朝倉氏は、その谷の両端を上城戸と下城戸と呼ばれる門で封鎖し、外から攻められないエリアを作り上げました。上の画像は下城戸跡で、福井市内方面からの防御の役目をしていました。
文化的な町として栄えた一乗谷は、戦国時代には京都、堺に次ぐ人口だったそうです。
今回は博物館や復原町並みだけではない、一乗谷の魅力をご紹介したいと思います。
まずは一乗谷駅のある越美北線。福井駅発は1日9本、終点九頭竜駅まで向かう列車は4本しか出ていない非常にローカルな列車。福井駅から一乗谷駅までは約15分。福井の原風景が楽しめる、レトロな列車です。
こちらは上城戸跡。南側の「上城戸」、北側を「下城戸」と呼びますが、これは京に近いほうを「上」とするためです。上城戸と下城戸に守られた城戸間は「城戸ノ内」と呼ばれ、一乗谷の中心地として栄えたエリアです。
安養寺跡。一乗谷にはたくさんのお寺がありましたが、最も大きな寺院のひとつでした。足利義昭が滞在した場所として知られ、明智光秀や細川藤孝も仕えていたとされています。
佐々木小次郎がツバメ返しを編み出したとされる一乗滝。落差17ⅿの滝は夏でも涼しく、冬はかなり冷え込みます。水しぶきにマイナスイオンを感じます。
佐々木小次郎の像。美青年のイメージでしたが、結構オッサンでいわゆるイケメンとは思えません。諸説ありますが巌流島の戦いの際、宮本武蔵は28歳、佐々木小次郎は70歳ぐらいだったとも言われています。
少し離れますが、こちらは明智神社。明智光秀は信長に仕える前は、朝倉氏とも関係が深かったようで、この辺りで暮らしていたと言われています。娘の細川ガラシャもここで生まれたそうです。
すべてはご紹介しきれませんでしたが、一乗谷と呼ばれるエリアの中で、博物館や復原町並みというのは、ほんの一部分なんだということです。山の上には一乗谷城がありますし、朝倉館跡、佐々木小次郎が通った冨田勢源道場跡地など面白いスポットがいっぱいです。歴史に興味が無くても、のどかな遊歩道を散歩するだけでも気持ちよさそうです。春は桜が満開の一乗谷。まだまだ魅力がいっぱいです。
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【過去ブログ】レトロな町並み・福井市東郷地区を歩いてみた。
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