まるで進撃の巨人!!住民を雪崩から守る防雪壁
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スタッフ名:野口新之介
全長300メートルの巨大な壁が福井県大野市下黒谷地区に立っています。
これは「黒谷の防雪壁」と呼ばれ、集落を雪崩から守るために建設されたものです。
漫画「進撃の巨人」に出てくる巨大な壁に似ていて、とても迫力があるものでした。
1927年2月、豪雪による雪崩で3軒が雪に流され多数の人が亡くなりました。
1981年にも雪崩が起こり、その後集落を雪崩から守るための「防雪壁」が設置されました。
高さ15.5メートル、下から見上げるととても高い!
完成が1996年なのでそんなに古くは無いのですが、戦前の建物のような風格。
壁の所々にトンネルがあります。
なんとなくトンネルの先は別世界でスピリチュアルな空気が漂います。
壁の裏側。
日が当たらないからか苔むしていて、それはそれで味がある色合いです。
大野市へ出かけた際、現地の観光MAPでたまたま見つけた「黒谷の防雪壁」。
見学客が他に2人いらっしゃいまして、レンタカーの方だったので遠方から来られていたのかも知れません。東尋坊や永平寺、恐竜博物館といった福井を代表する観光地も素晴らしいですが、まだまだ福井には隠れたワンダースポットがあるのだと福井県民ながらに感じた大野旅でした。
場所:福井県大野市下黒谷地区(休暇村から車で約80分)
黒谷の防雪壁 詳しくはこちらから