ブログ

2024.09.14

弁天沼は「新橋色」、青沼は「縹色(はなだいろ)」?!

292 view

スタッフ名:高梨

画像1
 多彩な美しさで人気の裏磐梯・五色沼湖沼群ですが、それらの沼の色は、人により「エメラルド・グリーン」「ターコイズ・ブルー」「コバルト・ブルー」等と、まちまちです。
 
これは、五色沼の各沼の色がそれぞれ違う、同じ沼でも日により時間により色が違うためでもあり、さらに表現する人の色に対する感覚の違い、色名のボキャブラリーの違いがあるようです。

 そこで今日は、正確に客観的に色名を表現するため、色見本・カラーインデックスを持って、弁天沼と青沼を訪ね、色見本と慎重に比較し、表現してみました。
 

 
画像1
画像1
画像1
 使用した色見本は、上の「DICカラーガイド日本の伝統色 第8版 全300色」です。これには、日本人の繊細な感性でとらえられ表現・使用されている色名、たとえば「浅葱色(あさぎいろ)」、勿忘草色(わすれなぐさいろ)」などがたくさんあります。

(すべてが日本名というわけではなく、現在日本で市民権を得ているカタカナ表記の「ミントグリーン」「レモンイエロー」なども含まれています。)
 
ではさっそく、ごらんいただきます。


まず、青沼です。
何だか、今年の今の季節の青沼は、水量が多くて汚れが少なく、とてもきれいに見えます。
 
 
画像1
画像1
 まず、明るく鮮やかなやや緑がかった青色です。
色見本では、「新橋色」や「ターコイズブルー」が近いです。

「新橋色」のいわれは、ネットで検索すると出てきます。

 明治末期、東京で一番の花柳界だった「新橋」の芸者たちに流行し好んでこの色の着物や帯を召したため「新橋色」と名付けられたそうです!

 実は、裏磐梯になじみのある人々の間では、『弁天沼は新橋色、一番美しい沼!』という人も多かったのです。
 ところが今日9月9日午前は、青沼が新橋色でした! では弁天沼は??

次が弁天沼です。五色沼で人気ナンバー1の沼です。
毘沙門沼の次に大きな沼で、とても美しいです! 今日はこんな感じでした。

 
画像1
画像1
探勝路から一番遠い、奥の色は、
濃縹(こきはなだ)、またはシアン・ブルーが近く、
わずかに紫色を含んだ青色で、濃く深い色です。

また、その手前の浅いところは、錆納戸(さびなんど)色が近いです。

そして、探勝路に一番近く倒木のみられる深い沼の部分は、孔雀青(くじゃくあお)色でした。
(次の写真)
画像1
 これでも、いつもの美麗な弁天沼からすると色が少しくすんでいて、青沼に負けそうです。
 でも美しい沼には違いなく、見ごたえがあります。

 このように、五色沼湖沼群は、どの沼も、常に微妙に色が違い、魅力的です。

 色見本を使ってこのように色の変化を記録するのも、五色沼ならではの楽しみ方です。

 皆さんも、五色沼の魅力を、一年を通して色々楽しんでみてください!

スタッフ

Staff blog

Archive

2025年(34)
2024年(219)
2023年(362)
2022年(355)
2021年(365)
2020年(356)
2019年(364)
2018年(369)
2017年(186)
PAGE TOP