臨場感たっぷり!雲間の月食 ~ 月食・月面ズームアップ動画
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スタッフ名:高梨(会津の星のおじさま)
話題になった11月19日の月食は、裏磐梯ではあまり天気が思わしくなく、雲間からの観察となりました。しかし動画撮影では、雲の去来が臨場感をもたらし、かえって面白い映像となりましたので、ここにご紹介します。
月の右下の欠けている部分が、地球の影によるものです。
月食は、太陽-地球-月が一直線に並び、地球の影に月が入って満月が暗くなる現象です。地球の周りには大気の層があり、大気の散乱光が影の内側まで入り込むため、真っ暗な月にはならず、紫~暗赤色の幻想的な月となります。
次回の月食は2022年11月8日で、始めから終わりまで4時間に及ぶ見事なものが見られます。
さて今年の11月は好天が多く、月面の動画撮影を何度か行うことができました。併せてここにご紹介いたします。
動画の後半の方で中央やや右に見えてくる細い斜めの線は、「直線の壁」と呼ばれる月面の地形で、高さ約300mの断崖が、長さ110㎞にわたって直線状に続くものです。地球ではちょっと見られない月面の名所の地形です。行ってみたらさぞ壮観でしょうね。
休暇村裏磐梯天文台は雪国にありますが、晴れていれば年間を通して、毎週火・金・土曜の「星空さんぽ」で公開します。ぜひ宇宙の神秘をご覧に、裏磐梯においでください!
※ 月食は天文台のビクセン製8㎝屈折望遠鏡、月面は主砲のタカハシ製15㎝屈折によるビデオ映像です
※ 表紙の写真のみ2011年12月10日の月食のものです。