但馬五社巡り~粟鹿(あわが)神社~
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スタッフ名:井上
但馬を南北にわたる5つの神社を総称して「但馬五社」といいます。
今回紹介する『粟鹿神社』の他、絹巻神社・出石神社・小田井神社・養父神社の4カ所です。
各神社間は約12km、お正月にはこの五社をめぐると大変御利益があるとされ、露店も並び、多くの参拝者で賑わいます。
鳥居をくぐると最初に見えるのが勅使門です。
約600年前に建てられ市の文化財に指定されています。
粟鹿神社は休暇村竹野海岸から車で約1時間、朝来市にございます。
昔むかし、粟を加えた鹿が山から降りてきて村の人々に農耕を伝授したという
言い伝えが残っておりそれが名前の由来と言われ、2000年以上の歴史があります。
本殿に進む門の格子の中には、珍しい木造の随身倚像や狛犬があり
勅使門と同様に市の文化財に指定されています。
周りの杉よりも大きく存在感がありさすがご神木という佇まいです。
ご神木以外でも境内の社叢林は大きな杉やヒノキで囲まれて、樹齢400年前後の巨木も
あり、厳かな空気に包まれた感覚になります。
また境内には土俵があり、秋の例大祭などに奉納相撲が行われていました。
皆様、今年もあと少し、年度の締めくくりにお参りなど
または来年の初詣の場所として但馬五社に寄ってみてはいかがでしょうか。
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