身近だけど知られていない、実は役に立つキノコ
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スタッフ名:瀬尾
最後の降雪から一週間以上が経ちました。朝7時頃から涼しく、お散歩にちょうどよい気温に感じます。
私は休憩時間に外を散策することがあります。普段は見ても気にも留めないのですが、だからこそどのようなキノコなのか興味をもってみようと思い、撮影して調べてみたキノコがあります。
皆さん、こちらのキノコはご存知でしょうか?
まったく知らないという方は、このキノコが何に似ていると思いますか・・・?
このキノコは、切り株や枯れ木などに屋根瓦状に重なり合って群生していることから「カワラタケ」と名付けられているそうです。
主に針葉樹林やシイ・カシ・ブナ・ミズナラなどの広葉樹に生えるようです。
カワラタケは、肉質が非常に硬くて、調理しても食べられない不食キノコになります。
しかし、このカワラタケは漢方薬として「雲芝」の名で知られています。
効能は、高血圧予防や強壮、健胃、美肌、そして抗がん作用があります。
実際に、カワラタケを小さく切って乾燥させたものをお茶用として販売されています。
また、抗がん剤と併用して免疫賦活剤(免疫力を高めたり抗がん剤の働きを補助)として利用されているそうです。
身近にいる植物が、意外にもわたしたちの身体に手助けをする働きを持っており、とても興味深いと感じました。