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2020.09.05

毒ガスの遺跡と資料館

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スタッフ名:岩田

休暇村スタッフブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
 
900羽以上のうさぎちゃん達、さんさんぎらぎらと照り付ける太陽、島を取り囲む海や芸予諸島の島々、ゆったりサイクリングで島をまわるお客様で平和な大久野島ですが(うさぎちゃん達どうしのケンカは見かけます😢)、戦争中には島中で兵器用の毒ガスの製造がおこなわれていました。
 
大久野島にはそんな毒ガス製造時代の遺跡が今でもあちこちに残されています。
これは宿舎すぐ横の研究所跡です。
ビジターセンター横の道路の反対側には幹部用防空壕跡があります。
この案内板の横奥に土と草に覆われた半地下のコンクリート製の入り口が残されています。
ビジターセンターと海の間のうさぎちゃん達がくつろぐ広場の横奥にひっそりと慰霊碑などがあります。
宿舎前の案内板には時代ごとの戦争遺跡が分かりやすく案内されています。
毒ガス資料館ではそんな大久野島での毒ガス製造の歴史を年表とともにわかりやすく解説しています。また当時実際に使われていた貯蔵用の大型の陶器、防護服、毒ガス兵器で負傷した人の写真といったものも展示されています。
 
大久野島滞在中、うさぎちゃん達とのふれ合いや、レジャーの合間のほんの少しの時間、毒ガス製造の歴史や戦争について考えてみてはいかがでしょうか?
 
皆様のお越しをお待ちしております。

毒ガス資料館
開館時間 9:00~16:00
入館料 一般(19歳以上)150円
    19歳未満 無料
休館日 年末年始 臨時休館日あり
TEL  0846263036 

スタッフ

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