本州最南端「潮岬」
156 view
スタッフ名:中村
今回は、休暇村南紀勝浦から車で約1時間のところにある、「潮岬」のご紹介をいたします。
潮岬は、和歌山県串本町にある本州最南端の地で、1873年に点灯して以来付近を航海する船を照らし続ける「潮岬灯台」や、水平線が見渡せる展望台やオーシャンビューのレストランや売店がある「潮岬観光タワー」、約10万平方メートルの大芝生「望楼の芝」などがあります。
本州最南端があるこの岬は、元々は本州から少し離れた島になっていましたが、沿岸流によって砂が潮岬と本州の間に運び込まれ、それが長い年月をかけて溜まったことで陸続きになりました。
このようにしてできた地形を「陸繋島」といい、函館山や江の島、休暇村南紀勝浦がある宇久井半島なども同じ陸繋島となっています。
潮岬にある「潮岬観光タワー」は、海抜100メートルの場所から360度見渡せる展望台があり、そこから見られる太平洋は絶景です!
入場は大人(高校生以上)300円、子供(小中学生)100円となっており、大人は入場券の代わりに「本州最南端訪問証明書」をもらうことができます。
エレベーターで7階まであがるとガラス張りの空間があり、そこから外に出ることができます。
私が行ったときは外は強風だったので、証明書や帽子などが飛ばないようにここでカバンなどにいれるようにしたほうが良さそうです。
外に出ると絶景が広がっています!
南側はもちろん海になっており、ここより南側に本州はないため水平線までひたすらに海が続いています。
東側から南側にかけては紀伊大島や紀伊山地の山々や住宅街が見えています。
天候が良ければ那智山まで見ることができるそうです。
西側は白い潮岬灯台と北西へ続く本州を見ることができます。
南側の眼下には約10万平方メートルの大芝生が広がっているため、子供が走り回ったり、ピクニックを楽しむことができそうです。
観光タワー1階には映画「海難1890」で使用されたエルトゥールル号の模型や、トルコと串本町の友好の歴史について書かれたパネルなどがあります。
展望台の隣の建物では、レストランや売店があるため、串本ならではのお食事やお土産を買うことができます。
そして、上から見えていた芝生を抜けた先に、本州最南端の碑があります!
旅行好きの人からしたら、やっぱり最○端系の場所は行きたくなってしまいますよね笑
ちなみに私は本州最北端の大間崎にも行ったことがあります!笑
ただ、本当の本州最南端の地は岩場になっているクレ崎というところで、調べたところそこで釣りをする人もいるみたいで、危険ではありますが本当の最南端にも行けるみたいです。
ロマンはありますがさすがに怖さが勝ったので私はやめておきました…
そして、約10万平方メートルの大芝生「望楼の芝」では、本日1月18日土曜日に、「本州最南端の火祭り」が行われます!
この行事は、枯れた芝を焼くことで害虫を駆除し新芽の育成を促すという目的があり、17時30分から火矢射式や花火の打ち上げがある他、しょらさん鍋の振る舞いや、串本節保存会・潮岬節保存会・串本町トルコ文化協会による公演、餅まきなども行われます。
私もまだ行ったことないので行こうと思います笑
皆様もぜひ本州最南端の潮岬に行ってみてください!