【星取県】先取り6月の星空情報~今年2回目の半影月食~
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スタッフ名:杉村康之
6月6日 地球の半影に月が隠される半影月食がおこります。
今年は日本から月食が
なんと3回見られるのですが、
いずれも地球の影のうち
半影と呼ばれる薄い部分に
月が隠される
『半影月食』といわる現象です。
1月11日に続く2回目が、
来月6月6日の未明から明け方に
起こります。
食の始まりは 2時46分ごろ、
食の最大は 4時25分ごろ、
食の終わりは 6時4分ごろで、
どれも全国共通だそうです。
東日本では食の始まりの時点で
薄明が始まっており、
食の最大になるころに月の入りと
日の出を迎えてしまうので、
ほとんど月食とは
わからないかもしれません。
西日本でも空が明るく
低空での現象となるため
(※食終了より前に月の入り)
ので非常に見づらいようですが、
月の左下がやや暗いのが
わかるかもしれません。
しっかりと準備を整えて
観察してみましょう。
ちなみに次回の日本から見える
半影月食は11月30日となります。
アストロアーツさんより引用
おまけの天文情報 夏至のにおこる部分日食を見てみよう
日食とは、太陽-月-地球が
ほぼ一直線上に並んだときに
地球から見て月が太陽の前を通り、
太陽の一部または全部を
隠してしまう現象です。
大きく3タイプに分かれます。
皆既日食・金環日食・部分日食
2020年6月21日(日)
夏至の日の夕方
16時ごろから18時ごろにかけて、
日本全国で部分日食が見られます。
南西日本ほど大きく欠け、
沖縄などでは深い部分食となります。
また、インド北部や台湾などでは
金環日食が起こります。
日本の広い範囲で見られる日食は、
次回は2030年まで起こりませんので、
ぜひとも見たい現象です。
時刻や太陽の位置を事前に
チェックして安全に十分注意して
観察してください。
※日食を観察するときは 以下の点に十分注意してください
誤った方法で見ると、
失明等の重大な視力障害を
引き起こすおそれがあります。
★減光フィルターを正しく使いましょう
・日食は、減光しなければ肉眼では見えません。
・うす曇りでも肉眼での観察は危険です。
・「日食(太陽)観察用」以外の
道具で見てはいけません。
サングラスや黒いビニール袋など
日食観察に使えそうなものでも、
可視光線が十分カットされていなかったり、
紫外線や赤外線といった目に有害な光線を
通したりすることがあるので危険です。
必ず「日食(太陽)観察用」と明記された
製品を使いましょう。
また、撮影で用いるNDフィルターも、
肉眼での観察には使えません。
アストロアーツ 日食特集HPはこちら
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