【信州・松本】中町通り散策日記~松本はかり資料館~
136 view
スタッフ名:北澤
皆様こんにちは。
いつも休暇村スタッフブログをご愛読いただきまして、誠にありがとうございます。
今回は、中町通りにある「松本はかり資料館」へ行ってきました。
はかり資料館は、明治から昭和末年まで営業を続けた竹内度量衡店の資料と建物を松本市が譲り受け、土蔵を活かした中町通りのまちづくりの先駈けとして、平成元年に開館したそうです。
主な展示資料には、両替天秤、繭の雌雄選別器、毛髪湿度計、テミスの像、ロバーバル機構などがあり、「測る」「量る」「計る」道具と、その関連資料約1300点を収蔵しています。
「はかる」にもいろいろな種類があり、
測る…“長さ・深さなどを調べる”の意。「寸法を測る」「面積を測る」など。
量る…“重さや容積を調べる。推測する”の意。「枡でお米を量る」「体重を量る」など。
計る…“時間や程度を調べる”の意。「タイムを計る」「損失は計り知れない」など。
それぞれの目的に合った道具を用いて【はかる】というのは今でも変わっていませんね。
今と昔で、はかり方がどのように変わってきたのか比べてみるのも面白いかも知れません。
はかり資料館には、テミス像も展示されています。
正義の女神とされるテミスは剣と天秤を持ち目隠しをしています。
この剣は正義を象徴し、天秤は平等を象徴します。
テミス像が目隠しをしているのは公平を象徴しているからだそうです。
テミスは古来より裁判官がつけるバッジのデザインにもなっているそうです。
はかり資料館でぜひテミス像とテミス像が持っている「はかり」に注目して見てみてください。
また、実際にはかりを使って重さを調べられる体験コーナーもあります。
私も実際に体験してみましたがなかなか面白い体験をできました。
現在では簡単にはかる事が出来ますが、昔の人が使っていた道具で頭を使ってはかる事で普段の生活では得られない発見があるかも知れませんね。
皆様もぜひ体験してみてください。
「松本はかり資料館」
観覧料:大人(高校生以上)200円、中学生以下無料
休館日:毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は当該日以降の休日を除いた最初の日)
※令和7年4月より
観覧料:一律無料
休館日:毎週火曜日(祝日・振替休日の場合は当該日以降の休日を除いた最初の日)
※3月31日、4月1日は休館
〒390-0221 長野県松本市中央3丁目4番21号
Tel:0263-36-1191