皆様、こんにちは。
休暇村館山では、10:00から見物海岸と2つの「なたぎり」神社を巡るお散歩会を開催中です。
本日は、休暇村から歩いて約10分のところにある「鉈切洞穴」を見に船越鉈切神社へ行ってきました。
約6000年前頃、地盤が浸食されてつくられた海食洞穴のひとつである「鉈切洞穴」は、洞穴の入口では高さ4.19m、幅5.85mをそれぞれ最大とし、入口から奥まで36.8mある海食洞穴のなかでも比較的大きな洞穴となっています。
県指定史跡に指定されており、館山湾の歴史を感じることができます。
また、館山市指定文化財の独木舟(まるきぶね)も保管されています。
この舟が船越鉈切神社に奉納されていることは、大日本史に記載されていました。
明治27年に有名な歴史家が調査したのをかわきりに、戦前の研究者も調査しており有名です。
しかし出土品でないため年代の断定がむずかしく、由来についても古来より諸説あるようです。
神社には洞穴以外にも武士の墓である「やぐら」や伝説にもなっている「鉈砥ぎ石」など様々な歴史的遺物があります。
拝殿の横には、神社にまつわる伝説についての展示があるので読んでみると面白いです!
前日18:00までの予約制です。
ご宿泊の際は2つの「なたぎり」神社までお散歩はいかがでしょうか。