雨に紛れて妖精が躍った!?
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スタッフ名:榎本
いつも休暇村帝釈峡のブログをご覧いただきありがとうございます。
レストランの榎本です。
夏前に他のスタッフの記事で紹介されていた「オニフスベ」を皆さん覚えていらっしゃるでしょうか。
レストランの窓外で存在感を放つ、あの白い大きな塊(きのこ)です。
このところの台風が影響を及ぼした雨降りで、成長に欠かせない水分がたっぷりチャージされ、結果として夏前よりもなお大きく育ったように思います。
複数の子実体が集まっている様子が見られ、また緩やかに円を描いているので、この辺りの地下に本体があるのでしょう。
夏前に生えていた場所とほぼ同じ辺りなので、このきのこも今夏の暑気を乗り切ったんだなぁと少し感慨深くなります。
ところで、今回のオニフスベによる未完の菌輪。
円をコンプリートするきのこも多々あり、その見た目から妖精が輪になって踊った跡だとか、天狗の土俵だとかのお話も残されています。
もしかすると、最近の夜中、雨の降っている人気の少ないこもれび広場では、人知れずパーティーを開いている存在がいたのかも?
そう考えるとロマンがありますね。
園地内には他にもシバフタケやモリノカレバタケなど、菌輪=フェアリーリングを描くきのこも多くありますので、秋が近づき涼しくなってきた朝方には、散歩がてらパーティー跡を探してみてはいかがでしょうか。