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2025.03.23

池の平湿原へスノーシュートレッキング!

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スタッフ名:丹下

いつも休暇村嬬恋鹿沢のスタッフブログをご覧いただき、誠にありがとうございます!
3月も下旬となり、春の陽気が感じられるようになってきましたね。
当館周辺ではいまだ積雪がありますが、溶け始めています。
スキーなどのアクティビティをお楽しみいただけるのも残りわずかです。

今回は当館の側にある村上山へ、、、ではなく、車で10分の場所にございます湯ノ丸高原の先にある池の平湿原へスノーシュートレッキングに行ってきたので、ご紹介いたします!!

 
この時期は積雪のため池の平湿原駐車場までの道は冬期封鎖されております。
車は湯の丸高原ビジターセンターから湿原に向かって、5分ほどの場所の駐車場に停めます。 
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スノーシュー&ストックを持って、まずは湯の丸リフト場へ!
リフト代は片道500円。シニア料金は400円だそうです。
スキー、スノーボードするわけでもないのにリフトに乗るのが不思議な感じ笑
 
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ゲレンデを颯爽と滑るスキーヤーを横目に見たり
林の中に入っていったり
夏のリフトとはまた違った光景が楽しい!
リフトを降りてから池の平湿原までは車道を1時間~1時間半ほどスノーシューでひたすら歩きます!
この日は気温が5℃あり、想定していたより暑く、服を薄くすることに。山の天気は難しい。。
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スノーシューのおもしろいところ!

➀道なき道を開拓できる!
スノーシューでも雪に埋まるときは埋まります。頑張って歩けば、道をショートカットできます!
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②獣のフィールドサインが至る所に
うさぎの足跡を発見!どちらに進んで行ったか分かりますか?
真冬にも活動しているのですね。
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③道路標識やミラーと背比べ!
私より背の低いミラーを初めて見ました。
記念にみんなでパシャリ!
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道中、北西の方向に西篭ノ登山と東篭ノ登山が見えてきます。
ラクダのこぶのような形が特徴的な山々です!
全国的にも貴重な天然のカラマツ林が周辺に自生しており、初夏には林内にシャクナゲが咲きます。
夏の登山にもおすすめです。
 
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池の平湿原は浅間山系にある三方ヶ峰旧火口にできた高層湿原です。
標高は2000mながら、3000m級に生息する高山植物が夏には数多く見られる自然の宝庫です。
今回私たちはGの火口原を通り抜け、コマクサ園まで(2枚目案内参照)行って、折り返す計画としました。
登山・トレッキングは自分たちのコンディションが大事です。無理は禁物!
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駐車場から火口原まで下る時に撮った写真がお気に入りです。
目の前に広がる景色とスノーシューの躍動感がとっても良い!!
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広大な湿原も冬の時期は大雪原。生き物もほとんどおらず、静かな空間でした。
まるで北海道のような雄大なこの光景は見る価値十分にあります!!
 
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緑の時期の木道と
冬の木道
スロープが露になるほどの積雪量。
おかげで目印にして歩けました!
見どころの1つである鏡池も、、
この時期は分厚い氷と雪で埋もれてます。
池の上で飛び跳ねても大丈夫!
鏡池付近からコマクサ園までの上り坂の途中で昼食を取りました。
雪で岩などの障害物もほとんど埋まってしまっており、腰かける穴を携帯スコップで掘りました!
4人分のスペースを確保するのはなかなかの重労働(今回で一番大変だったかも)
暖かい飲み物が疲れた身体・冷えた身体に沁みますね。

 
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食べ終わった後はスノーシュー恒例(?)の雪風呂!!
埋め足りなかったのか、あまり暖かくなかったとのことでした(笑)
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コマクサは夏に咲く「高山植物の女王」
6月上旬~7月にはコマクサ園の崖にポツンと美しく咲きます。

コマクサ園に辿り着いた頃には天気が怪しくなってきましたが、長野県の御代田町や日本アルプスの山々が綺麗に見えました!
景色を十分堪能し、リフレッシュしたところで戻りました。
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帰り道はリフトに乗らず、自力で下山!
林の中をひたすら下ります。
雪が積もった可愛らしいサルノコシカケなどを発見でき、楽しい時間でした。
 
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9時出発の14時半下山。健全なスノーシュー体験でした!
翌日はしっかり筋肉痛(笑)帰りに温泉で疲れを癒したはずなんですけどね。
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いかがでしたでしょうか。
当館ではスノーシューのレンタルを行っております。(ストック付¥1000)
池の平湿原までのツアーはやっておりませんので、ご自身で計画立てていく必要がありますが
挑戦したい方はぜひお申し付けください。雪の上を歩く非日常体験はまだお楽しみいただけます!

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