小鳥たちの非常食!?
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スタッフ名:太田
今回は園地内散歩中に見つけた「トベラ」をご紹介します!
このトベラは主にここ渥美半島のような暖地の海岸添いに自生する植物です。
名前の由来は、「魔よけのために扉(トビラ)にはさんでいたから」というもので、古くから魔よけとして扱われていたからだそうですよ!
詳しく調べてみると、魔よけになるのは「匂い」が理由で、枝木の切り口から独特な匂いがするためその匂いで邪気を祓うから、というものでした。
今の時期は綺麗な赤色の実をつけています。
この実の部分を触ってみると、指に残るような粘着感のあるべた付きがあります。
この実は冬の小鳥たちの貴重な食糧源になっており、様々な種類の小鳥たちが赤い実を食べたり、羽根休みをするために木に止まっている光景をよく見ます。
このように餌として食べられることで、種がフンに混ざって色んな場所に運ばれます。
もしかしたら意外な場所で自生しているかもしれませんね。
木に止まった小鳥の写真を撮りたかったのですが、すぐに逃げられてしまいました…。
冬に色々な鳥に出会いたい方は、トベラの木に小鳥が集まりやすいのでお勧めですよ!
今回ご紹介したトベラは伊良湖さららパーク、「水の広場」近くに植わってます!
もしよければ、立ち寄ってみて下さい!