5月16日(土)現在の登山に関する情報
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スタッフ名:久保昌之
5月14日「緊急事態宣言」一部解除の声明が
政府より発表されましたが、私たちガイドも含めて
山が大好きな皆さまがどう行動すべきかを皆さまに
簡単にお話させていただきます。
鳥取県でも感染者数が少ないということもあり、
色々と緩和されてきています。
鳥取県のHPでは、鳥取型「新しい生活様式」を
実践することを推奨しています。
基本は解除前の一人ひとりの予防策と同じだと考えましょう。
すなわち「三密を避けること」は最低条件です。
また鳥取県の自然や星空を活かして、
屋内だけでなく屋外も楽しみましょう。
外出も構いませんが、県境を越える人の往来は
控えましょうというのは従来と同じです。
ただしスポーツ等については、すいた時間と場所、
少人数、充分な距離をとると私たちが実践できる
『工夫』として挙げられています。
またマスクをして登山というのもやや難しい点がありますが、
「もしかしたら自身が感染者」であり
「周りにウイルスを撒き散らすかも」という配慮を
常にしないといけません。
ランニング時のエチケットに倣い、
バフなどの布で口元を覆う方法も有効という考えを
念頭におきましょう。
まだまだ私たちが実践できる工夫はたくさんあります。
・日帰り完結の山行のみ
・現地集合、現地解散
・多人数での登山は避ける
・人との間隔を意識する
・食品のやり取りはしない
・往路復路での人の密集する施設への立ち寄りを避ける
・日頃から検温は欠かさない
・登山当日の体調管理で決して無理をしない
・他登山者との接触に充分注意する
積極的に単独登山を勧めるものではなく、
できるだけ少人数で事故のないように
時間に余裕をもってスポーツを楽しんでください。
自分の技術や体力レベルを少し低めに見積もった
計画を立てましょう。
特にレスキューを必要とする潜在的なリスクは
自然の中においては常にあります。
今の緊急事態を収束に向かわせられるのは
私たち自身の行動です。
※一部日本山岳ガイド協会からの案内を抜粋させていただきました。
烏ヶ山の最新情報ですが、大山山系の中でも
マニアックな山として知られており
土日にはやはり登山者が多くなりそうなので、
平日がお勧めです。
新小屋峠からの登山道ですが、1230ピークの下付近まで、
背丈よりも高い笹が覆いかぶさっていましたが、
登山者が迷うことなく歩ける程度に草刈がされて
いますので、随分と歩きやすくなりました。
1230ピーク付近では「イワカガミ」がそろそろ咲き始めています。
ほか「ユキザサ」「ミヤマカタバミ」
「タムシバ」「オオカメノキ」などが
咲いており、山頂付近では「イワナシ」がまだ
可憐な姿をみせています。
願いとして近い将来にこの厄介な感染症を
乗り越えることができたときには、
また皆さまと元気な姿で山でお会いできたらと思います。
昨年よりガイドの資格取得者およびこれから
取得しようとする山好きにより
Face book「大山プロガイド協会」を立ち上げました。
不定期で更新していますのでぜひご覧ください。
メールアドレスは daisen.pro@gmail.com
登山に関するお問い合わせは遠慮無しにどうぞ。