450年を超える歴史と伝統。左義長祭り
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スタッフ名:西館 亀井
近江八幡のお祭りといえば「左義長祭り」が有名です。
宮中で平安時代に行われた打毬(だきゅう)と呼ばれる遊びで使用する毬杖(ぎっちょう)・毬打(ぎちょう)と言う道具が壊れ、それを燃やしたことが由来とされています。
戦国時代、安土地域では織田信長も華美な衣装を身に纏い踊っていたと『信長公記』に記されています。
信長亡き後、八幡城下町を開いた豊臣秀次は、安土の民を招き城下に住まわしました。
亡き信長公と秀次への感謝を込め、この地の氏神様である日牟禮八幡宮に左義長を奉納することを願い出て現在に至ります。
今年は残念ながら新型コロナウイルスの感染拡大予防の観点から、各奉納町の左義長制作・奉納は中止となり、名物の山車(だし)も一基のみ奉納、奉火されました。
現在、日牟禮八幡宮ではラコリーナさんが作成した山車、白雲館では昨年の山車が展示されています。それぞれ一部が小豆や黒豆、するめなど食べ物で作られていて近くで見るとびっくりします。
休暇村へお越しの際は立ち寄って歴史を感じてみてはいかがでしょうか。
日牟禮八幡宮HP
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