ガラスに魅入られる 北澤美術館
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スタッフ名:歴女の福井
みなさま、いつも休暇村スタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は、長野県諏訪市にあります、美術館を私の感想も含めてご紹介いたします。
それがこちら、北澤美術館です。この美術館は、アール・ヌーヴォーとアール・デコの時期のガラス工芸を展示する美術館で、現代作家によるガラス工芸の展示や販売も行っています。
このアール・ヌーヴォーというのは、花や植物などの有機的なモチーフや自由曲線の組み合わせを特徴とした芸術様式で、アールデコは直線や幾何学模様が使われる幾何学的なデザイン様式となります。簡単にいうなら、アール・ヌーヴォーは自然美を重視したもので、アール・デコは大量生産をメインとし合理的なデザイン重視です。
この北澤美術館は、アール・ヌーヴォー期の代表的なガラス工芸家のエミール・ガレをメインとし、様々なガラス工芸品が展示されています。
私は、この美術館に来たならば、絶対に見たい!と思っていた作品があります。
それがこちら 「ひとよ茸ランプ」!!
エミール・ガレの代表作の一つになる作品で、私にとって、ガレと言ったらこの作品!と思っているものです。知った時から一目惚れして実物を見たいとずっと思っていたので、念願のひとよ茸ランプを見る事が出来てとても感動しました。 …まあ初めて見た時の感想は、
デカい!!想像よりもはるかにデカい!
でしたが… ガラス工芸だからとテーブルランプぐらいの大きさかと思っていたら、まさかのテーブルにのらないほどの大きさ、しかも私の背丈よりも少し低いくらいで、私となかなかいい勝負。やはり、実物を見ないとわからないことも多いなーと実感しました。
そのほかにも、同時期に活躍したドーム兄弟やルネ・ラリックの作品も一緒に見比べて特徴を発見できるのでとても楽しかったです。風景画が描かれた作品は細部までこだわって作られており、とても見応えがありました。
また、この美術館にはカフェが併設されており、観覧すると本日のケーキとコーヒーのセットが100円引きになるチケットもいただけます。観覧後ホッと一息つけていい感じ。
ガラス工芸の作品の良いところは、何より写真撮影がOKな物が非常に多いこと。私は記念にお気に入りの作品をスマホに撮影して残しています。記憶だけでなくしっかりと記録に残す事が出来て良いですね。
今年はエミール・ガレの没後120年を記念した展覧会が各地で行われます。作品を見にぜひ美術館に足を運んでみてはいかがですか?あなたの心に響く作品を見つけられるかも。以上、歴女の福井でした。
[松本市の桜情報]
松本市でご覧いただける桜をピックアップしました!
残雪の北アルプスが美しい4月に信州へお越しください(*^-^*)
■松本城
見頃:例年4月上旬から中旬
桜の種類:ソメイヨシノ・ヤエザクラ・ヒガンザクラ・シダレザクラ
イベント:「桜並木 光の回廊」「夜桜会」
https://www.matsumoto-castle.jp/event/spring
■弘法山古墳
見頃:例年4月上旬から中旬
桜の種類:ソメイヨシノ・ヤマザクラ・シダレザクラ
https://visitmatsumoto.com/spot/koboyama-kofun/
■城山公園
見頃:例年4月上旬から中旬
桜の種類:ソメイヨシノ
https://visitmatsumoto.com/spot/joyama-park/
■安養寺
見頃:例年4月上旬から中旬
桜の種類:シダレザクラ
https://visitmatsumoto.com/cherryblossoms/hata-anjyo-shidarezakura/