古墳時代にタイムスリップ!
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スタッフ名:土屋
群馬県にも「古墳」がある! そんな情報を聞き、今回は休暇村嬬恋鹿沢から車で約2時間の高崎市に行ってきました。
実は群馬県,「古墳王国」だった!?
かつて13,000基を超える古墳が造られていたという群馬県。現在でも2,000基余りがその姿をとどめ、石室の中まで入ることができる「大室古墳群」をはじめ、貴重な古墳・遺跡が数多く残存しています。
群馬県は昔、「上毛野国(かみつけぬのくに)」と呼ばれ、古墳時代から平安時代にかけて、現在の関東地方で栄えた「東国文化」の中心地でした。豊かな自然に恵まれ、交通の要衝にあった上毛野国は、当時日本の政治・経済・文化の中心であった畿内地域を治めるヤマト王権と連携して、大きな勢力となっていきました。そのためヤマト王権とのつながりを示す西日本と同様の大型の前方後円墳や豪華な副葬品など、歴史的な遺産が群馬県内には数多く残っているそうです。
今回は、高崎市にある「保渡田古墳群」へ行ってきました。
こちらは八幡塚古墳、二子山古墳、薬師塚古墳の3つの前方後円墳が集積する古墳群です。三つの古墳は、約1,500年前の豪族が葬られた墓で、いずれも墳丘長約100mの前方後円墳。広大な二重の堀を巡らし、多量の埴輪を立て並べてあった古墳です。その中の2つ、八幡塚古墳・二子山古墳は復元整備されており、散策を楽しむことができます。
また近くには「かみつけの里博物館」があり、榛名山東南麓で出土した5世紀後半(古墳時代)の人物・動物埴輪や当時を再現した模型が展示されています。1,500年前に思いを馳せ、古代人の生活のたくましさ、技術の素晴らしさ、埴輪に見る彼らの心の豊かさに触れてみてはいかがでしょうか。
詳しくはこちら
・・ついでに足を延ばして「大室古墳群」へも行ってきました!
こちらの古墳はなんと「石室」の中まで入る事が出来ます!
とあるCMの撮影に使われたとか。。
皆様も古代ロマンに触れる旅をお楽しみください。