四国村ミウゼアム
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スタッフ名:梶並 怜央
昨日、休暇村から車で約50分の所にある、高松市屋島町の「四国村ミウゼアム」に行ってきました。
四国村は香川県の屋島山麓の広大な敷地に広がっています。村の核になっているのが四国四県から33党の件物を移築復元した野外博物館・四国村ミウゼアムです。移築されているのは、江戸時代から大正時代に建てられた 住宅や作業小屋、寄合い所、芝居小屋、米倉、醤油醸造所などで、いずれも実際に人が住み、使ってきたものです。家々の柱や梁、またそこに展示されている多くの民具には、人々の知恵や労苦、祈りが染み込んでいます。
まず目を引かれたのが、「小豆島農村歌舞伎舞台」です。江戸時代、地域の祭りの際に村人たちが演者となり歌舞伎芝居などをおこなうための歌舞伎舞台が全国各地に作られました。農村歌舞伎をはじめとする地域の祭りは、日々の重労働から解放されて明日の活力をやしなう、村人たちにとって大切なエンターテインメントでした。四国村にある舞台は、小豆島の小部地区が所有していたもので、島歌舞伎の舞台として使用されていましたが、現在はイベントの開催や節句飾りの展示をおこなう野外劇場として活用されています。
その他にも、「染が滝」という滝もありました。彫刻家・流政之が設計した、幅12mの石と水による芸術作品。流れ出た水が階段状の石を伝い、滝となって落ちるさまを、音とともにゆっくりとご鑑賞ください。階段には、主に明治・大正時代に民家の基礎として使われていた土台石が使われています。
このほかにも、様々な歴史ある建造物が数多くあり、その時代の情景などを体験することが出来るので、ぜひ足を運んでみてください。
四国村HP
住所 |
〒761-0112 香川県高松市屋島中町91 |
TEL |
087-843-3111 |
営業時間 |
9時30分~17時00分 ※毎週火曜日は定休日 |
料金 |
大人1,600円 大学生(学生証提示)1,000円 高校生・中学生600円 小学生以下無料 |