休暇村オリジナルクラフトビール醸造中!!
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スタッフ名:田邊 友啓
- みなさん、こんにちは!
リニューアルオープンに向けて着々と工事が進んでいますが、工事以外の事も着々と進めております。
今回、売店で販売している「レモンスーン」を醸造しているクラフトビール醸造所『王越麦酒』様とタイアップさせていただき、休暇村讃岐五色台オリジナルのクラフトビールを醸造することになりました!!
先日、そのクラフトビールの仕込みがあり、見学させていただきましたのでその様子をお伝えしようと思います。
さて、いきなりですがビールってどのような工程で醸造されているかご存知ですか?
私も知らなかったのですが、
製麦:大麦を浸水・発芽させ、乾燥させる。
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糖化:粉砕した麦芽をお湯と混ぜて糖分を抽出する。
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煮沸:麦汁を煮沸し、ホップを加える。
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発酵:発酵タンクに移し、酵母を加えてアルコール発酵させる。
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熟成:ビールを一定期間熟成させ、風味を整える。
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瓶詰め(ボトリング):ビールを瓶や缶に詰めて完成!
の順番で醸造され、ビールができあがるそうです。
その中の糖化から発酵までの作業を見学させていただきました。
粉砕された麦芽。今回は夕陽をイメージしたビールにしたいと思い、赤みが出る「レッドエックス」という品種とキャラメル麦芽等、5種類の麦芽が混ざっています。
麦芽を入れるお湯の温度が重要で66℃になるように調整します。
66℃になったお湯に麦芽を投入。
醸造所内に粉砕した麦芽の甘い香りが充満します。
糖化の工程。
1時間ほど66℃のお湯で麦芽の糖を抽出します。
糖が抽出できました。
これが麦汁ですね。
煮沸するタンクへ移します。
煮沸しながらホップと今回のビールの特徴である地元・王越産のみかんを約5kg、皮ごと投入。
煮沸後、22℃まで一気に温度を下げて発酵タンクへ移動。
酵母を入れて今日の作業は終了。
朝の9時からスタートし、17時に終わりました。
私は途中、3時間ほど抜けましたが、醸造していただいたスタッフの方は温度やタイミングが少しでも狂うとおいしいビールができあがらないので、1日つきっきりで作業されていました。
これから発酵・熟成を約3週間ほど行い、瓶詰して完成になります。
一般的なアサヒビールやキリンビール等、規模は全然違いますが、ビールを作る工程は同じなので、いつもおいしく飲んでいるビールの作り方が知れて勉強になりました!
休暇村讃岐五色台のオリジナルのクラフトビールは夕陽をイメージした赤いビールでほのかにみかんが香る味に仕上がる予定ですので、完成を楽しみにお待ちください!