雪が解けた春になる前の茶臼山 楽しみ方
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スタッフ名:梅林
皆さま本日も休暇村茶臼山高原スタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。
ようやく茶臼山も雪が完全に解け、普通に登れるようになりました。
たた、落ち葉が多く大変滑りやすくなっておりますので、足元十分お気をつけください。
春を探すため歩いていたら、「霜柱」!?
昨日春を探し茶臼山を散策して散策していたら、冬の風物詩と知られているはずの「霜柱」を見つけました。
霜柱ができる条件は「地表の温度が0℃以下になること」「風が弱いこと」「土に湿り気がある事」「腐葉土に覆われていること」等があります。
そしてここ茶臼山高原は愛知県でありながら、標高1200mあるため(茶臼山は1416m)春が少し遅れてやって来ます。
これらの状況から霜柱が大量にできていました。
2024年度雪の影響で、”シカの樹皮剥ぎ”増えた!?
雪が積もっているときはあまり気にしていませんでしたが、雪解けとともに皮がめくれている木の多さに違和感を覚えました。
この皮が剥けている状況を”樹皮剥ぎ”といいますが、これはいったい誰の仕業で、何のためにやったのか…。
正解は「シカ」です。シカは冬食べられるものがないと、木の皮などを食べてしのぐことがあります。2024年度の冬は例年よりも雪が多かったため、その影響で樹皮剥ぎが増えたようです。樹皮剥ぎは木が枯れてしまう原因で、全国的に深刻な問題となっています。
当館では毎日夜20時からナイトサファリでシカツアーを行っており、シカの行動がかわいい瞬間やシカの数が多くてすごい!となる瞬間もございますが、こういった被害があることも知っていただけると嬉しいです。