紅葉が深まるこの時期、早朝の阿蘇は雲海が出現しやすいとされています。
「雲海」とは、文字通り霧・層雲が海のように広がっている状態のことです。雲海は、朝晩と日中の寒暖差が激しく、なおかつ適度な湿度と風のない穏やかな気象条件が重なることで発生しやすいと言われています。
分かりやすく最高の条件を述べると「前日の午前中あたりまで雨が降っていてその後ずっと晴れが続いた風も強くない春や秋の朝」となります。
秋はこの気象条件が揃いやすく、カルデラ地形の阿蘇は霧が溜まりやすく雲海の発生に理想的な盆地型。阿蘇は、絶好の雲海スポットなんです♪
時間帯としては夜明け頃が一番濃く、時間経過と共に薄くなります。
雲海は突然出現するわけではなく、カルデラ内では夜から霧が濃くなります。
この日、昼頃まで雨でその後は晴れて風もなし。予想通り日が暮れると霧が出始めたため、早起きして雲海を見に行くことにしました。
未明の雲海
阿蘇の街明かりが霧の中で輝いて幻想的です。
そして夜明け・・・かなり濃い雲海を見ることが出来ました!早起きして来て良かった・・・
よく知られている雲海スポットは、阿蘇五岳の絶景を一望できる「大観峰」です。休暇村南阿蘇からは、車で約1時間の距離にあります。
また、阿蘇各地の雲海スポットに設置された『リアルタイム雲海カメラ』で雲海の状態を確認できます。ぜひご覧になられて、阿蘇の穏やかな秋の雲海をお楽しみください。
阿蘇リアルタイム雲海カメラ