藤の花でお花見はいかがですか?
4月に入り、お花の季節がやってきました。
春といえば、「桜」を思い浮かべる方が多いと思いますが、ほかにも、見頃の花たちは
たくさんいます。その中でも、「藤の花」がとてもきれいで惹かれたので、今回は、
福岡の「藤の花」をご紹介します!
黒木の大藤(素盞嗚神社)
福岡県八女市黒木町黒木5-2 素盞鳴神社境内
八女市黒木町の国道442号そばにある素盞嗚(すさのお)神社。その境内にある樹齢630年と伝えら
れる大藤は幾多の戦と大火に見舞われながらもたくましく生き続け、長寿の藤として全国に知られ
るようになりました。1928年には天然記念物に指定されています。藤棚は約3,000平方mもの総面
積で満開時は圧巻の美しさ。長いもので1mを超える紫色の花房を垂下させ訪れる人を魅了します。
大藤の開花時期に合わせ毎年4月中旬~5月上旬にかけて開催されるお祭り期間中は、物産展やイベ
ント等もあります。遠方からの見物客も1日かけてじっくり楽しむことができます。
中山大藤まつり
福岡県柳川市三橋町中山538-1(中山熊野神社)
柳川市の中山熊野神社にある樹齢約300年余りの「中山大藤」。
県の天然記念物にも指定されている名木は、江戸時代に地元で酒屋を営んでいた「万さん」が、大
阪・野田からフジの種を持ち帰り、植え育てたのが始まりと伝えられています。地元保存会や関係
者の方々の手で大切に育てられ、満開の時期には一帯が甘い香りに包まれます。
神社の石橋にかかる見事な藤のアーチは、圧巻で絶好のフォトスポット。夜にはライトアップされ
てロマンティックな雰囲気になるので、カップルにもおすすめです。
開花時期の4月中旬~下旬頃には、神社と立花いこいの森公園で「中山大藤まつり」を開催。屋台が
数多く並び、ジャズライブやフォトコンテスト、農産物・特産物の販売などが行われます。藤棚の
下にはテーブルや椅子が並べられ、くつろぎながらゆっくり藤の花を眺めることができます。
※同時期に開催される「清水山ぼたん園祭」(みやま市)も、ぜひあわせてお楽しみください。期
間中は、「中山大藤」と「清水山ぼたん園」を結ぶシャトルバス(無料)が運行されます。
武蔵寺藤祭り
福岡県筑紫野市大字武蔵621 武蔵寺
九州最古のお寺「武蔵寺」は別名「藤寺」といわれるように藤の花が有名。寺を創建したと言われ
る伝説上の人物、藤原虎麿(とらまろ)が寺の発展を願って植えたとされる「長者の藤」は、樹齢
1,300年とも言われ、筑紫野市の天然記念物に指定されています。
藤棚は幅20m、奥行10mほどあり、見頃を迎える4月中旬には1mを超える花房に薄紫色の美しい花
が咲き誇り、高貴な甘い香りを楽しめます。
毎年4月下旬に行われる藤棚の根元に酒を注ぐ「藤供養会」は武蔵寺の三大行事のひとつ。藤は酒を
注ぐと元気になるといわれており、長寿の藤にあやかろうとたくさんの参拝客が訪れます。
同時に、隣接する天拝山歴史自然公園では「二日市温泉藤祭り」が開催され、毎年大いに盛り上が
ります。
ほかにも、市内のほうで桜や、海の中道海浜公園のネモフィラが見頃です。
休暇村志賀島に宿泊して、かんこうがてらにいかがでしょうか。
最後に宿泊プランをご紹介して失礼します。
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