チャートという堆積岩が波の浸食を受けて門のようになったもので、日の出の名所。海上にある『沖の石門』と浜の方にある『岸の石門』の2つがあり、日がいづる石の門、ということから「ひいのせきもん」と名付けられています。
西側に神島、東に片浜十三里の直線状の波打ち際を望めるビューポイントで、神島の灯台の光や漁船の灯り、月光などが海に差すのが見える夜間の訪問もオススメ(坂や車にお気をつけて)。駐車場付近からの眺めも美しいです。
引き潮の時にくねくねとした石段を下りきって岸の石門の足元へ出れば、貝殻拾いも楽しめます(坂の上の駐車場のほかに海際の駐車場(こちらは休暇村から向かうと少し遠くなる)もあり、そちらから向かえば少し距離は長くなりますが坂や階段ナシで奇岩の近くへ行けます)。
◆椰子の実記念碑◆
日出の石門へと下る途中にある石碑(下り坂が少し急勾配です)。伊良湖に来ていた親友の民俗学者・柳田国男から、恋路ヶ浜で椰子の実を拾ったことを聞いた詩人島崎藤村が「椰子の実」の詩を作ったとのいわれからこの地に建てられた、唱歌「椰子の実」の歌碑です。
アクセス | 車…伊良湖岬先端をぐるっと回って42号線沿い、約8分。 |
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イベント | 10月中旬・2月中旬【石門からの日の出】 丁度穴のところから太陽が昇るため写真家で賑わいます。 1/1【初日の出遥拝】 名所での初日の出を迎えようとする人で12/31晩~1/1朝にかけては一方通行の交通規制が敷かれる程混雑します。 |