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2021.12.20

長野県の日本酒ご紹介5 ~塩尻市 美寿々~

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スタッフ名:小山内

おはようございます!
一昨日あたりから本格的に降雪し始め、全体的にまだ量は少ないものの、非常に良い雪が降っています。本日は若干風があるのでご注意ください。
7:00現在
天候 晴れ
気温 -4℃
積雪量:山麓60cm、山腹50cm、山頂40cm
プレオープン期間は終了しましたが、稼働予定リフトは「やまぼうしリフト」、「のりくら山麓リフト」のみとなっておりますのでご注意ください。
さて、日本酒王国・長野県の酒蔵とその素晴らしいお酒をご紹介いたしますこのシリーズですが、久々の今回は実は「あまり人に教えたくない酒蔵」だったりします。
と言いますのも、非常にこぢんまりとした酒蔵さんでして、それほど生産量は多くありません。
また県内ではあまり入手できる機会がなく(酒屋さんが数店のみ)、他は県外でその真価を知るお店だけが取り扱っているという、言ってみれば「全国的にもレア度の高い」お酒なのです。
(ついでにですが、定期的に個人買いしてます)
塩尻市の中心部から車を走らせること20分弱、見渡す限り一面の畑を抜けた先、林縁に静かに佇むように建っている酒蔵さん、それが「美寿々酒造㈱」さんです。
昔から地元の人に愛されてきたお酒を造り続けてきており、現在では前述のように知る人ぞ知る、隠れた人気酒蔵さんなのですが、昨今オシャレにリノベーションした蔵が多い中、写真のように実に質素・・・というか看板見落としたら通過してしまうぐらいの佇まいです。
メインの銘柄は、酒蔵の名前と同じく「美寿々」。純米吟醸が主力です。
待ちに待った今年の新酒(純米吟醸・無濾過生)が出ましたので、先日購入して飲んでみました。
香りは全体的に華やかすぎず落ち着いており、青リンゴとライムを感じさせる他、ほのかにバナナと甘い飴の香りが感じられます。
味わいは昨年が若干辛口気味だったのに対し、ふんわりと優しい甘さが感じられます。
そういった華やかさの中にも確かな旨み・コクを感じ、個人的には信州の野に咲く可憐ながらも力強い野菊が脳裏に浮かびます。
また、滑らかさとスゥーっと消えていく余韻の心地よさは相変わらずです。
この純米吟醸は「おりがらみ」も発売しており、味の対比を楽しむ為についついセットで購入してしまいます。
塩尻市はつとにワインが有名ですが、お寄りの際には是非日本酒もお試しください。
きっと皆様もその味の虜になるかと思います。
次回も酒蔵紹介と新酒のレポートとなる予定ですのでお楽しみに。

美寿々酒造㈱さんのWEBサイトはこちらから

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