10月17日に松本城で古式砲術演武のイベントがありました。
場所は松本城の二の丸御殿跡で行われました。
甲冑を着た鉄砲隊がさまざまな撃ち方で「放て!!」の合図と同時に撃っていました。
火縄銃の発砲のしくみは火薬と鉛の玉を銃口から入れ、銃口の下に銃身に沿って備えてある木の棒(朔杖 かるか)で火薬と鉛の玉を銃身の底に押し込みます。
今回、五種類の火縄銃が用意されていてその中で狭間筒があります。
城の狭間などに固定して射撃するもので全長が160センチ重さが約4キロあります。
銃身がとても長いため朔杖の作業は二人でした。
最後に大筒という重さ10キロある火縄銃は通常の発砲音が2倍でした。
銃は空砲を撃っていますが音は想像以上の轟音でとても驚きました。
毎年松本城では季節ごとにイベントを行っていますので行ってみてはいかがでしょうか。