首都圏からの往復新幹線と北陸フリーエリア内4間乗り放題
JR東日本の大人の休日倶楽部には、年3回発行される「大人の休日倶楽部パス」という、大変お得な切符があります。その「大人の休日倶楽部パス」ほどお得ではないかもしれませんが、ほぼ通年利用できるお得な切符もあります。それが「大人の休日倶楽部会員限定 北陸フリー切符」です。
※写真は金沢21世紀美術館の「まる」です。この美術館を設計した、妹島和世 + 西沢立衛 / SANAAの作品です。
トラベルマガジン 大人の休日倶楽部パス 第1回発売開始!
新幹線の利用可能区間と北陸フリーエリア
東京(都区内)発 22,410円 川口・戸田公園~大宮発 21,390円
北陸新幹線の利用可能区間
首都圏エリア:東京駅、上野駅川口・戸田公園~大宮発:大宮駅
北陸エリア :黒部宇奈月温泉駅、富山駅、新高岡駅、金沢駅
北陸フリーエリア 4日間乗り放題
以下の路線の特急(新幹線を含む)・急行・快速・普通列車の普通車自由席が乗り降り自由。
・JR線
・あいの風とやま鉄道線
・IRいしかわ鉄道線
2023年4月1日(土)~2024年4月3日(水)
※ただし2023年4月27日(木)~5月6日(土)、8月10日(木)~8月19日(土)、12月28日(木)~2024年1月6日(土)は利用不可。
文字だけでは、なかなかイメージできないと思いますので、下のリンク先でご確認ください。フリーエリアはかなり広い範囲ですよ。
大人の休日倶楽部会員限定 北陸フリーきっぷ
金沢市の観光エリアは大きくわけると二つ
現在金沢市以内に自宅がある私。そんな、移住者の私が、おすすめする金沢の観光エリアは2つ。
A 金沢城・兼六園・ひがし茶屋街・にし茶屋街・近江町市場・金沢駅
B 金沢港・金石町・大野町
金沢城を中心とするエリア
金沢城公園・兼六園・金沢21世紀美術館・ひがし茶屋街・にし茶屋街・主計町茶屋街・長町武家屋敷跡界隈、国立工芸館や石川県立美術館がある本多の森エリア、近江町市場と、見どころだらけ。このエリアの観光は、「まちのり」というシェアサイクルの利用をおすすめします。金沢駅をはじめ、各所にポートがあります。色々な観光地で、シェアサイクルを利用し、旅をしてきた私の経験では、金沢市は、シェアサイクルが一番充実した街です。
金沢市シェアサイクル まちのり
金箔を貼り付けたシェアサイクルが5台
金沢市のシェアサイクルは、きれいな黄緑色ですが、金沢市の伝統工芸「金沢箔(はく)」と同市の公共シェアサイクル「まちのり」がコラボレーションした特別自転車「はくのり」があるようです。「はくのり」は、かごや後輪カバー、チェーンカバーなどに金箔(きんぱく)の装飾が施されている特別自転車で、約500台中、5台しかありません。
なんと、この春に行った、休暇村会報誌「倶楽部Q」の撮影中に、この「はくのり」に当たってしまいました。私は、一目見て「仮面ライダーアギトのようなデザイン」と思ってしまいました。
北前船の寄港地として栄えた金石と大野エリア
港周辺のエリアは、金沢いきいき魚市や、市場の食堂、ズイワイガニ食べ放題もできるお店もあり、醤油や味噌の街としても有名です。雰囲気のあるカフェや伝統的なお寿司屋さん。歴史を感じる街並み。まだまだ中心部比較すると観光客の少ないエリアですが、おすすめしいたいエリアです。
金沢大野ぶらり街歩き
金石・大野街歩きマップ
金沢駅周辺のおすすめ
金沢駅構内は、百番街あんとなどお土産や飲食店も充実していますが、2階にはAガイヤというスーパーがり、地元のものを買えますが、意外と観光客は少ないようです。金沢駅には、観光客の多い東口と少ない西口がありますが、西口のハイアットのビルにあるクロスゲート金沢もおすすめです。その先には、金沢の屋台(ネオ屋台ストリート)もあります。
金石と大野エリアで人気のお店が金沢駅に
金石エリアで人気の、お味噌とおにぎりのお店「そらみそ」が金沢駅にもあります。10席くらいの小さなお店で、並んでいることもありますが、先日、出張帰りに5人で行った時には、待ち時間なく着席できました。
おむすびは、石川県ならではの「ふぐの子クリームチーズ」をおすすめします。ふぐの子とはふぐの卵巣です。ふぐの卵巣は、テトロドトキシンという猛毒が含まれており、食用が基本的に禁止されていいますが、石川県には、3年間塩漬けと糠漬けにして解毒する郷土料理あります。解毒される仕組みは不明のようですが、河豚の子糠漬け(ふぐのこぬかづけ)とも呼ばれ食されています。
そらみそ
最寄りの休暇村は能登千里浜
最寄り駅の羽咋(はくい)駅もフリーエリア内です。今回は金沢をご紹介しましたが、石川県には、能登や加賀もあります、このパスは、富山や福井も使えます。ちょっと、4日間1回の旅行では、足りないかもしれません。
休暇村能登千里浜