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2021.04.08
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スタッフ:岡田 晃一
本日は、休暇村周辺で観察できる野鳥の中で、最も観察するのが難しい
「クマゲラ」の撮影に成功したので、ご紹介したいと思います!
クマゲラ(熊啄木鳥)は、北海道と東北北部のごく一部地域だけに生息している
日本最大のキツツキで、体長は約50cmもあります!
(ちなみに50cmというとカラスより一回り小さいくらいです!)
普段は針葉樹やブナなどの広葉樹が混ざる「原生林」に生息していますが、
近年北海道では、市街地近くの大きめな公園林などでも観察される機会が増えているようです!
早速「クマゲラ」を見てみましょう!
1枚目の写真がオス、2枚目の写真がメスです!
堂々とした立ち居振る舞いから、威厳すら感じられませんか?。
こんなに黒くて大きい鳥が森にいると、なんだか神秘的なものを感じてしまいます。♪
今回は採餌(餌を食べている)シーンの撮影にも成功しました!
すごい勢いで穴をあけ、木の中にいるアリ(ムネアカオオアリ)を食べていました。
食べ終わったあとを見てみると、縦は約15cm、横は約10cm、奥行きは約15cm
ありました!
どれだけ強く叩いているかがうかがえますね!
オスとメスの違いは「頭部の赤い羽根の面積」です。
オスは嘴の根元から後頭部にかけて赤く、メスは頭頂部から後頭部にかけての一部分です!
こうして見比べるとわかりやすいかと思います。
嘴も良く見ると先端がすり減って、尖っていません。
あまりに力いっぱいつつくので、削られているのでしょうか?
写真1枚目:オス 写真2枚目:メス
休暇村隣の「野鳥の森」でも、頻繁に木をつつく音が聞こえますが、姿を見られるのはごく稀です。
また休暇村周辺には、ゴジュウカラやハシブトガラといった、北海道ではポピュラーな小鳥から、
シマエナガといった観察する機会が少ない野鳥にも会えることがあります!
休暇村へお越しの際はぜひ、野鳥の森にも行ってみてください♪
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