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2021.02.12

「おうち時間」も満喫!世界に誇る日本の伝統工芸品!

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スタッフ名:浅津

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「世界に誇る日本の伝統工芸品」南部鉄器

立春も過ぎ、暦の上では春が始まり、
日中は日差しのぬくもりを感じる日々が増えてきましたが、
朝晩はまだまだ寒く、温かい飲み物があるとホットできます。
 
今回はそんな寒い季節の「おうち時間」を温めてくれる
南部鉄器をご紹介したいと思います。
南部鉄器のはじまり
南部鉄器とひとくくりで呼ばれていますが、盛岡市と奥州市(岩手県南の水沢地区)の
鉄器では、はじまりが大きく異なります。
 
盛岡市の鉄器の歴史は、江戸時代初期にこの地を統治していた南部藩主が
京都から釜師を招いて茶の湯釜を作らせたのがはじまりとされていて、
南部鉄器の名称もこの南部氏に由来しているそうです。
 
奥州市の歴史はもっと古く、平安時代末期まで遡ります。
奥州藤原氏が近江国(滋賀県)から鉄器職人を招き、
武具などを作らせたのがはじまりとされています。
その後、中尊寺の梵鐘なども製造したそうです。
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南部鉄器のある暮らし
最近では、昔ながらの直火で使用する鉄瓶やフライパンのほか、
ホーロー仕上げの急須や鍋、またカラフルな香炉なども作られています。
中国や、ヨーロッパでもとても人気が高く、街角のお店やカフェで
様々な色の鉄瓶に出会えます。


中がホーロー仕上げの急須をこの季節毎朝使っています。
お茶を淹れて、30分程過ぎても温かい飲み物が楽しめるので、
とても重宝しています。

鉄で出来ていますので、もちろんとっても丈夫。
万が一落としてしまったとしても鉄瓶の破損より、床が心配なくらいです。
 
日々のメンテナンスを大切にすれば、世代を超えて愛用できそうです。
そんな「おうち時間」にずっと寄添う、相棒探しの旅もいかがでしょうか?
盛岡駅周辺には南部鉄器を展示販売している歴史ある工房が数多くあります。
 
岩鋳鐵器館
岩鋳鐵器館では、南部鉄器の製造工程を見学でき、
釜師さんたちの職人技を間近に見ることができます。
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岩鋳鐵器館

OIGEN Factory Shop
少し足を延ばして、水沢地区の工房を訪れるのもおすすめ。
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OIGEN Factory Shop

キャンプにも!
まだ少し、キャンプのシーズンには早いですが、
鉄器はキャンプ場での、アウトドア料理にも最適です。
ホットサンドメーカーを使えば手軽に朝食も作れます。

盛岡近郊の休暇村は
まだまだスキーや、雪遊び、雪見温泉も楽しめますよ!
休暇村 岩手網張温泉
ホテルから徒歩2分の網張温泉スキー場では、
初心者から上級者まで地形を生かした多彩なコースが楽しめます。

サラサラの雪上を歩くスノーシューや、キッズエリアでは、そり遊びも。
雪を楽しみたい方!!まだまだ間に合います。
のんびりと、温泉もおススメ。
この季節ならではの銀世界。
晴れた夜には満天の星々と、雪見温泉もどうぞ。
春には、もちろん!お花も満喫できます。

網張温泉から行ける桜の名所「みちのく三大桜名所」

自然にときめくリゾート 休暇村岩手網張温泉

写真提供:岩鋳鐵器館 株式会社岩鋳、OIGEN Factory Shop・南部鉄器 乃源鋳造株式会社