北陸3県への旅 全部行くならフリーきっぷで!
単純往復でも安いかも…… フリーきっぷのすすめ
西から、福井・石川・富山と、それぞれに違った魅力がある北陸地方。
どこに行こうかと迷っているなら、各都市から出ているフリーきっぷがおすすめ!
北陸までの往復と北陸フリー区間が付いたきっぷです。
北陸新幹線及びJR線、IRいしかわ鉄道線、あいの風とやま鉄道線の特急・普通列車の普通車自由席が乗り降り自由です。(フリー区間の詳細は、JRのホームページなどで確認ください)
場合によっては、単純に北陸を往復する料金より安いことも!
その代わりに、買い方、使い方に制限がある場合があるので、確認してみてください。
北陸へのフリーきっぷ3兄弟
JR東日本 大人の休日倶楽部会員限定 北陸フリーきっぷ |
東京都区内発 22,410円(4日間有効) |
JR東海 北陸観光フリーきっぷ |
名古屋市内発 16,230円(4日間有効) |
JR西日本 【e5489専用】北陸乗り放題きっぷ |
大阪市内 発 15,850円(3日間有効) |
東京・大阪・名古屋圏からそれぞれフリーきっぷが設定されています。
ここからは、それぞれの特徴についてご説明します。
JR東日本「大人の休日倶楽部会員限定 北陸フリーきっぷ」
このきっぷの最大の特徴は、その名の通り「大人の休日倶楽部」会員限定ということです。
すなわち、50歳以上が入会できる大人の休日倶楽部の会員しか購入することができません。
その代わり、とってもお得に北陸旅行を楽しむことができます。
東京→金沢は、新幹線で片道14,580円ですので、そのお得さが際立っています。
大人の休日倶楽部会員限定 北陸フリーきっぷ
大人の休日倶楽部
JR東海「北陸観光フリーきっぷ」
こちらに関しては、対象の方の制限はないのですが、ルートに制限があります。
往路と復路で異なるルートを選択する必要があります。
・名古屋~高山経由~北陸(下呂・高山・飛騨古川に限り途中下車可)
・名古屋~米原経由~北陸
高山経由の場合、名古屋~富山はワイドビューひだで約4時間、米原経由の場合は、名古屋~米原(東海道新幹線)、米原~金沢(北陸本線)、金沢~富山(北陸新幹線)で約3時間です。
ルートに制限があるというと、あまり良いイメージはないですが、行きと帰りで全く違う景色を楽しめると思うとうれしいものです。
高山本線は、岐阜から富山まで飛騨川などの川沿いを進みます。車窓をゆっくり眺めながら、日本の原風景を楽しまれてはいかがでしょうか。
また、特定の駅で途中下車することも可能ですので、高山観光や下呂温泉を楽しみながら北陸に向かうこともできます。
ちなみに名古屋発着だけではなく、静岡県発着も選べますよ!
JR東海 北陸観光フリーきっぷ
JR東海 HP
JR西日本「【e5489専用】北陸乗り放題きっぷ」
JR西日本「【e5489専用】北陸乗り放題きっぷ」
京阪神から北陸への往復と北陸フリー区間が付いたきっぷです。
こちらのきっぷは、2名以上のグループからかつネット予約限定という制限があります。駅での発売はありませんので、JR西日本の予約サービスに登録をしてご利用ください。(登録は無料)
このきっぷをご利用される方におすすめしたいのが、特急「サンダーバード」のグリーン車利用プランです。通常、往復約+7,000円するグリーン車に+2,000円で乗ることができます。
サンダーバードのグリーン車は1列に2+1席とゆったり、コンセントもついています。
実際乗車すると、普段より疲れないような気がします。一度乗ると病みつきになると噂のグリーン車を是非体験してみてください!
【e5489専用】北陸乗り放題きっぷ
JR西日本 JRおでかけネット
フリーきっぷのまめ知識
フリーきっぷには、ゆき券とかえり券があります。
それぞれの券の役割としては、以下のようになります。
ゆき券→出発地から目的地までの移動のためのきっぷ
かえり券→フリー区間内での利用及び帰着のためのきっぷ
該当のフリーきっぷではありませんが、以下のきっぷを例にすると……
ゆき券は、フリーエリア内で一番最初に降りる駅で回収になります。
かえり券は、フリーエリア利用時に使用し、帰ったときに回収になります。
もし、東京から北陸新幹線に乗って金沢で下車をしたら、ゆき券は金沢で回収、それ以降は帰り券を使用します。
また、大阪から特急に乗って福井で下車した場合は、福井でゆき券は回収になります。
旅の記念に…… きっぷの持ち帰りはいかがですか
きっぷは原則として使用後は駅にて回収されることになっていますが、記念に持ち帰りたい旨を駅の改札で伝えると、無効を示すスタンプを押したうえで基本的には返してもらえます。
設置している数は少ないですが、駅によっては乗車記念のスタンプが用意してあります。
ふと昔のきっぷを眺めると、あの時はここに行ったなとか、もうこの列車は走っていないなとか、哀愁に浸れます。旅の記念にいかがでしょうか。
少し見にくいと思いますが、
東京行のきっぷにはパンダが筆で絵をかいています。(上野駅にて)
上野動物園と東京藝術大学、上野周辺に美術館が多いことからこのようなデザインなのかなと思われます。
それ以外にも、地域の名物に合わせたものが用意されている場合もあります。
北陸の休暇村をご紹介……
休暇村能登千里浜(石川県)
近くにクルマで走れることで有名ななぎさドライブウェイがあり、風光明媚な場所にあるホテルです。
千里浜温泉と里山里海の恵みを味わうことができます。
最寄りの羽咋駅からは送迎で約10分で到着しますので、電車旅にもおすすめ!
休暇村能登千里浜
休暇村越前三国(福井県)
全室オーシャンビューの客室、天然温泉、福井の地の食材を楽しめるホテルです。
豊かな漁場である越前の自慢の食材をお楽しみください。
休暇村越前三国