冬でも外で楽しく遊べる場所、あります!
気温は低いけれど、乾燥した季節風が吹き、太平洋側の地方では晴れの日が多い冬。よく晴れた冬の穏やかな日は、やわらかい太陽の光に誘われ外にでかけたくなります。そこで、冬も楽しいエリア、栃木県の那須での遊び方を紹介します。
東京から約180kmの距離、東京と仙台のほぼ中間に位置する那須高原。温泉や別荘地、酪農やテーマパークなど、遊びどころ満載のエリアとして知られていますが、なんといっても皇室の方が静養する御用邸があることから「ロイヤルリゾート那須」として知られています。
ロイヤルリゾート那須ならではの場所
その、那須の御用邸は昭和天皇の御成婚後の御静養の場として設置され、天皇皇后両陛下、皇太子御一家が御静養の場としてお使いになってきましたが、御用邸の森には多様な自然環境が残されており、希少種をはじめ多くの動植物が生息・生育していることが確認されました。その豊かな自然を維持しつつ、国民が自然に直接ふれあえる場として活用してはどうかとの上皇陛下のお考えを受けて、御用邸用地のおよそ半分にあたる約560haが宮内庁から環境省へ移管さ
れました。
日光国立公園「那須平成の森」
移管された後、自然環境のモニタリング調査が行われ、フィールドセンターや歩道などの整備が進められ、2011年に日光国立公園「那須平成の森」として開園しました。
那須平成の森ではフィールドセンターを拠点として、インタープリターと呼ばれるスタッフが 様々なプログラムを実施しています。それがとっても楽しい!体験できる『プログラム』は大きく3つ。「ガイドウォーク」、「ミニプログラム」、「自然体験・学習プログラム」があります。
今回は、ガイドウォークに参加。森の成り立ちや熊も虫も、木も沢も一つ一つの存在が大事なこと、そして全てがつながる自然界が楽しく理解できました。インタープリターの“ともみん” は声もキレイで、話がとても面白く、どんどん森の「なるほど」にハマって行くのです。
アパレルやマルシェも開催
ここ那須平成の森フィールドセンターでは、那須ならではのデザインがカワイイTシャツやトレーナーなどアパレル商品を販売したり、那珂川流域ローカル朝市「旅するマルシェ ナカマルシェ」を開催したり、森のコーヒーやさんと称して、那須で人気のカフェの店舗も日替わりで出店しているそうで す。インターブリターの“たんたん”さんもバリスタの国際資格をお持ちで、順番で出店しているそ うですよ。他にはないイベントが盛りだくさんで楽しそうです。
日光国立公園「那須平成の森」
多くの動物が生息する場所もう一つの場所は・・・
那須どうぶつ王国です!東京ドーム約10倍の広大な敷地に、世界から集まった600頭以上の動物たちが暮らす動物園です。動物とのふれあいや、動物の身体能力や知能の高さを間近しで見ることができるショーなど、本当に飽きることなく楽しめます。
間近で見られる迫力がすごい!
今年 9 月から、5 月に生まれたホッキョクオオカミのこども「真白(ましろ)」ちゃんが親子で公開されています。
トラの仲間で一番体が大きいアムールトラは本当に大きいし、アムールヤマネコ、モフモフのマヌルネコ、砂漠の天使スナ猫など、離れたくない子たちがた くさんです。(なぜか画像がネコ科だけですが…)
希少種保全動植物園に認定
反面、希少種保全動植物園に認定されるなど、絶滅危惧種の保護と繁殖事業に積極的に取り組んでいます。その一つ、ツシマヤマネコの保全取り組みとして、レストラン『ヤマネコテラス』では、ツシマヤマネコの餌場の確保を目的として、佐護ヤマネコ稲作研究会が生産する「ツシマヤマネコ米」を提供しています。このお米を食べる事で、環境保全に協力する事が出来 ます。※ヤマネコランチのパンは「ツシマヤマネコ米」の「米粉」を使用しています。
1日いても飽きません
他にも、ぜひ見て欲しいのは鳥たちのバフォーマンス。大空と那須の大自然を舞台にタカ、ワシ、ミミズクなどの猛禽類やヨウムが様々なパフォーマンスを見せてくれます。翼を広げると2mにもなるハクトウワシが風を使い、那須岳を背景に飛び回るフライトパフォーマンスは圧巻です。
さて、1日いても飽きない那須どうぶつ王国ですが、嬉しいことに今シーズンは冬の営業日を金、 土、日、月と拡大します(12/20〜2/24) 。
冬の入国料はリーズナブルな上に、アジアの森や熱帯ジャ ングルなど、全天候型の屋内施設があるので、冬はお得に王国タウンをゆっくり楽しむことがで きます。
那須どうぶつ王国
とはいえ、日も暮れれば寒くなって参ります。温い温泉でホッとしたい方には休暇村那須がおすすめです。那須どうぶつ王国より車で約20分の近さです。
休暇村那須