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2021.10.31

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ホオノキとアリの意外な関係

スタッフ:谷口

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皆さまこんにちは!
先日休暇村園地を歩いていると
大きな葉が特徴のホオノキを見つけました。
 
ホオノキ自体は支笏湖周辺にも沢山生えているので珍しくは無いのですが、ふと葉の裏を見てみると、葉の根本にアリが沢山集まっていました。
 

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周りにある他の木も見てみたのですが、アリがいるのはホオノキだけ。
気になって調べてみると、実はホオノキとアリの他にもう1種類関係している生き物がいたのです。
 

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写真をよーく見ると、アリよりも小さくて白い虫が一緒にいるのが分かるでしょうか。
こちらの白い虫は「アブラムシ」で、このアブラムシはホオノキの葉の汁を吸って生きています。
そしてアリは、アブラムシが出す甘い液(甘露)を求めて集まっていたようです。
 
なぜアブラムシが甘い液を出しているのか?というと、他の肉食昆虫から身を守るため、甘い液を提供する代わりにアリにボディーガードの役割をしてもらっているんだそうです!
 
昆虫や植物の世界もまだまだ知らない事が多くて面白いですね。
皆さまも休暇村にお越しの際は、ぜひ森を散策して色んな発見をしてみてください♪
 

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