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2021.02.27
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スタッフ:久保田
休暇村嬬恋鹿沢がある嬬恋村は、全国でも名高いキャベツの生産地です。
そんな嬬恋村のキャベツ農家である佐藤さんから、キャベツの苗床作りが行われると伺ったので実際に訪問。特別に見学させていただきました♪♪
休暇村嬬恋鹿沢から車で約10分程度進んだところにその農家はあります!!ので、
法定速度を守り、安全運転で伺いました!
つまごいパノラマライン南ルートにこの農家さんの直売所はありますが、そのすぐ近く(徒歩2~3分)の場所にこのビニールハウスが佇んでいます。
本日の気温は-7度ほど。非常に外気温は寒いですが、なんとビニールハウスの中は26度ほどあるそうです!!…夏場のビニールハウス内の気温は40度まであがるんだとか。さすがですね…。
では早速潜入しましょう!!
キャベツの苗床作りは、
土を敷く⇨種を蒔く⇨カルシウムが含まれた肥料を被せる、という工程で作られます。
その後、手作業でビニールハウス内に運ばれ、設置させるわけですが……。
ちなみに半日で約7万粒の種のを植えていくそうです!!
発芽率はそれぞれのキャベツの種類にもよりますが、今回植えられていた「初恋」という品種の発芽率は比較的高く、約8割だそうです。※「初恋」→キャベツの品種名。
触ったら分かります!!とてもふわふわな土なんです。まるで綿菓子の様。
こちらはカルシウム入りの肥料。サラサラでした。
そう!実はキャベツの種は真っ赤!!
…というのは嘘で、これは着色料によるもの。
本来は土と同じような茶色だそうで、このようにコーティングすることにより、苗床にちゃんと種が入っているかや、他の野菜との区別、また、機械からの衝撃に耐えるといった役割があるそうです。
ちなみに………
この白色の種が玉ねぎの種で……、
こちらの青色の種は長葱の種だそうです。
このあと肥料を被せると色はもう分かりませんが。
沢山積まれたキャベツの苗床。設置する奥まで運びます。
実はこの運搬作業は非常に大変で、少しでもバランスが崩れ床にばら撒いてしまったら……。omg
1パレット数千円の計算、恐ろしいですねぇ。
画像にある方はこの道3年目との事ですが、一度もばら撒いてしまったことはないそうです。
しかし、ばら撒いてしまったという話は聞いたことがあるそう。
一度床に散らばってしまうと、回収はできないそうで全部無駄になってしまうそうです…。
1パレットずつ丁寧に…。
設置するときも崩さないように並べていきます。1パレットになんと200粒の種が植えられています。
こうして愛を込めて作られていくんですね♪
水撒きはこちらの「さんすい君」が担当します。
苗床を並べた箇所のみ何往復かして水を撒きます。苗床の下から水滴が落ちてきたらOK。今回は初回なのでかなり多めに水をあげていました。
今回の約7万粒では、1町歩分くらいの面積に植えることができる量の苗ができます。
なぜビニールハウス全体の分を一斉に作らないのかというと、わざと10日毎くらいずらすことにより、収穫の時期をずらすためだそうです。…まぁ、一日でこの大きさのビニールハウス分の苗床を作るのは容易ではありませんよね。
このようにして作られていく全国的にも有名な「嬬恋キャベツ」。
今後も嬬恋キャベツの成長の様子を取材し、お届けしていきたいと思います♪♪
こうご期待っ!
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