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2022.06.28

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災害の多い国だからこそ わたしたちのあり方

スタッフ:正城

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27日
九州南部、東海、関東甲信地方の梅雨明けが発表されました
 
三重県境から車で30分弱のところにある休暇村南紀勝浦も梅雨明けかな?
そう思うほど、快晴の日が続いております

となり町の串本にある橋杭岩もこれから一年でいちばん多くの方が訪れる時季となります
 
 

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梅雨明けも迫った先日、
有田郡広川町にある「稲むらの火の館」に行ってきました

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江戸時代にこの地を襲った大地震&津波から村民を守った「稲むらの火」を詳しく学びたくて、一路有田郡広川町まで向かいました

和歌山に来て5年、恥ずかしながら初めて訪れました

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ここは「津波防災教育センター」も併設しており、津波シュミレーションでその恐ろしさと防災知識を身に付けることができる展開になっています

レンジャーゲームにも参加できるんですよ

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中ほどに進むとなんとまあ、ペッパー君がお出迎え、
そして
「稲むらの火」の映像紙芝居を見せてくれました

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「稲むらの火」は、1854年の安政南海地震が広村(現在の広川町)に襲来した後に、庄屋の五兵衛が自分の田にあった稲束の山に火をつけて、安全な高台にある神社まで逃げる道しるべとして村人を誘導し、大津波から多くの命を救ったという言い伝えです

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津波から命を救えるかは、情報の伝達の速さが関わっているという教訓を残し、教材として昭和12年~10年間小学国語読本に掲載され、児童に深い感銘を与えたとのことです
(※実話と教材はやや相違もあるようです)

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庄屋の五兵衛(実名:濱口梧陵)はその後に被災民救済や復興に尽力しながら、私財を投じて長さ600mの大堤防を築き、その大工事に村人を雇用することによって、荒廃した村を奇跡的に復興させました 

今日までその偉業は称えられています

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感銘を受けて、休暇村に戻ってきました

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島国の日本は災害の多い国です

ここ最近は各地で大きな地震が発生しています
旅行中に大きな地震や津波に遭遇する可能性も否定できません
 

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幸い休暇村南紀勝浦は標高約50mの高台に位置し、万が一津波が襲ってきても「動かない」ことがいちばんの避難になると思います

休暇村は町の避難施設としての役割を果たしています 有志と協力して多くの人命を守らなくてはならないとも思いました

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いみじくも、先日の休館日に消防訓練も実施し、危機管理への意識を更に高めました
 
何も起こらないことに越したことはありません

ただ、
有事の際には、庄屋の五兵衛のように立ち上がらなければならない と強く誓った1日となりました

施設名 稲むらの火の館
住所 和歌山県有田郡広川町広671
電話 0737-64-1760
開館時間 午前10時~午後5時
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
入館料 一般500円/高校生200円/小・中学生100円
アクセス 湯浅御坊道路「広川IC」から北西へ約10分
休暇村からのアクセス 所要時間約2時間20分(約140キロ:高速道路経由)

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