お知らせ
2019.06.27
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スタッフ:佐名木
6月はストロベリームーンや木星の見ごろなどで星空を沸かせました。
少し今更ではありますが ストロベリームーンとは6月の満月の俗称で特段イチゴのように真っ赤になるわけではありません。若干赤っぽかったりや黄みがかったりすることもありますが、地域によってそう見えないところもあります。そんなストロベリームンですが、恋愛において非常に気運の良いものとされています。恋をかなえる為に見られた方もいらっしゃったのではないでしょうか?
木星では、6月11日に衝を迎え以後、6月下旬には大きく明るく見えるので非常に観察しやすくなっていました。
さて、7月の見ごろは何ぞやといいますと、土星や流星群、そして七夕などではないでしょうか。
土星と言えば、木星と同じく環を持つもつ惑星として有名ですね。太陽系の中で大きさも木星についで二番手となります。その土星が、7月10日に「衝(しょう)」となり、観測にもってこいの機会となります。衝とは、太陽系の天体が、地球から見て太陽とちょうど反対側になる瞬間のことです。
アストロアーツさんより引用
土星は家庭用の望遠鏡からも見ることが出来るのでお持ちの方は試してみてはいかがでしょうか。
また、7月13日夜9時ごろ南の空では、高く上った月のすぐ近くに木星が見えます。更に3日後の16日には満月前日の月が10日に衝を迎えたばかりの土星に近づきます。この日の月と土星は、ほぼ一晩中見ることができますので、気ままに空を見上げては月と土星を眺めてみてはいかがでしょうか?
アストロアーツより引用
さて、次に七夕ですがこちらは皆様ご存知のように織姫と彦星のお話です。7月7日の夜に短冊をかざし星に願いを掛けた人も多くいらっしゃることでしょう。そんな有名な七夕ですが7月7日か8月7日に行う人に分かれる事と思います。
なぜこんな面倒で摩訶不思議な事になっているのかというと、それには太陰太陽暦が非常に複雑にk関与しているのです。本来、七夕は旧暦七月七日に行われていました。これは現在の新暦で表すと8月20日あたりになります。そう、8月7日というものは意外と厳密な意味を持っておらず、いわばもともとの季節感に合わせたいという思いからこの日付になったのです。
現在の7月7日は梅雨真っ只中であまり星空を期待する事は出来ませんが、それでも旧暦の『7月7日』という言葉を大切にしたい地域では今も新暦での7月7日に七夕を行っているという次第です。
などなど、天体にはふと見上げるだけでも目を惹かれる美しさがありますが、少しだけでも背景を知ってから見上げると、楽しさはよりいっそう深まります。このブログが皆さんのその知識の一助となれば幸いです。
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