美しい海に囲まれた無人島「沖ノ島」
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スタッフ名:休暇村館山 高木
海に囲まれた歩いて渡れる無人島「沖ノ島」
こんにちは。
こちら南房総は、連日猛暑日が続き、子供たちも夏休みに入り、まさに夏本番いった感じで近隣の海水浴場はにぎわっています。また館山には、全国でも珍しい小さな無人島「沖ノ島」の海水浴場があります。周囲は約1kmの歩いて約30分で一周できて、海は透明度が高く、さまざまな生き物が生息しています。しかも…島へは砂浜を歩いて渡ります。
(注意:この時期は砂が激熱です!必ず、サンダル類をはいてください!)
水質最高レベルの海水浴場
環境省が実施する「海水浴場水質調査」で毎年最高レベルの「AAランク」と認定されるほど、非常に水が綺麗です。周辺の海域にはサンゴが生息し「サンゴの北限域」としても知られています。
水中の小魚までキラキラしながら見ることができる透明度は、東京湾とは思えないですよ。
海水浴だけではない島
もともとは、四方を海に囲まれた沖合いに浮かぶ島でした。
それが関東大震災の影響を受け、地盤が隆起したことにより、潮の流れが変化して本土(陸地)と沖ノ島との間に砂が堆積するようになり、現在の陸繋島(地続き)が形成されました。沖ノ島は、南房総国定公園(名称:沖ノ島公園)の指定を受けている自然環境区域で、ヤブニッケイ、タブノキなどの照葉樹、南方を思わせるソテツ、シュロ、カイコウズなどの植物が自生しているネイチャーアイランドとなっています。海水浴や釣りはもちろんのこと、入り江は磯場になっているので、潮が退いたら磯遊びも楽しめます。裏手の砂浜には綺麗な貝殻が沢山流れ着いていて、ビーチコーミングにはまさに最適!自然豊かな島を親子で足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
大切に共存したい自然豊かな島
沖ノ島海水浴場はルールにのっとって運営されます。ぜひ、ルールとマナーを守って楽しんでください。海水浴シーズンの土日、特にお盆期間は非常に混雑します。駐車場が朝のうちに一杯になり、沖ノ島に入ることもできずに引き返す車も見受けられます。早めの来島をおすすめします。また、交通整理するための警備員も配置されていますが、歩行者も狭い場所をあるいています。車の通行には十分ご注意ください。
休暇村館山から沖ノ島まで(車で約15分)