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2025.10.01

星空タイムズ:季節ごとに変わる星座や宇宙のお話をお届け!

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スタッフ名:休暇村館山星のソムリエ髙木

【今回のトピックス】天王星・海王星の不思議

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みなさまこんにちは(✿✪‿✪。)ノ

まるで深海の神秘を宿したかのように、漆黒の宇宙に
静かにたたずむ天王星と海王星。太陽系の果てに
位置するこの2つの惑星は、望遠鏡がなければ
決して見ることのできない、まさに「見つけにくい」存在です。
その見つけにくさゆえに、私たちが知っているようで知らない、
不思議な魅力にあふれています。
今回は、そんな天王星と海王星に焦点を当てて、
その不思議な世界に迫ります。
どうすればこの神秘的な惑星たちを見つけられるのか、
そして、見つけた先にどんな特徴が待っているのか、
その魅力をたっぷりとご紹介します。さ

天王星

特徴
 •       太陽から7番目の惑星。地球から約28億km離れている
 •       淡い青緑色は、大気中のメタンが赤い光を吸収し、
          青い光を反射するため。
 •       自転軸がほぼ横倒し(98度傾き)になっているため、
          極が長期間太陽に向き続ける「90度近い横向き自転」をする。
 •       主成分は水素・ヘリウムとメタン、
          内部は氷状の水・アンモニア・メタンが多い「氷の巨人」。
 •       環も持っており、薄く暗いリングが13本確認されている。
 
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不思議な話・おもしろい話
 1.      横倒しの理由がまだ謎
   巨大な天体が衝突して横倒しになった説が有力だが、
   衝突後の衛星やリングの配置が説明しきれず、謎が残っている。
 2.   「天王星の日」が84年に1回しか来ない
   公転周期が84年なので、誕生日が1回目の公転に
   重なるには人生がほぼ終わるころ。
 3.      極が昼や夜になりっぱなし
   傾きのせいで、北極や南極が約42年間連続で
   昼または夜になる極端な季節を持っている。


 
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海王星

特徴
 •       太陽から8番目で最も遠い惑星。地球から約45億km。
 •       直径:約49,200km(地球の約3.9倍)。
 •       濃い青色は、大気中のメタンだけでなく、
  不明な成分が青色を強めている可能性がある。
 •       太陽系最強の風を持ち、秒速600m(時速2,100km)以上の暴風が吹く。
 •       公転周期は約165年。2011年に発見以来初めて1周を終えた。
 •       大きな衛星トリトンは逆行軌道(惑星の自転と逆方向に公転)で回っている。
 
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不思議な話・おもしろい話
1.      存在が「計算で」発見された惑星
  天王星の軌道の乱れから「そこに何かある」と
  数学的に予言され、1846年に望遠鏡で見つかった。
2.      トリトンは元小惑星帯の王者?
  衛星トリトンはもともと海王星の衛星ではなく、 
  冥王星に似たカイパーベルト天体だったものが
  捕獲されたと考えられている。
3.      太陽の光が900倍弱いのに嵐だらけ
  太陽からのエネルギーが非常に少ないのに、
  内部からの熱が大気を激しく動かしている。
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深淵なる宇宙の片隅に、静かにたたずむ天王星と海王星。
その見つけにくさゆえに、私たちが知っているようで知らない、
不思議な魅力に満ちた世界を紹介しました。
地球から遙か彼方に位置するこの2つの惑星は、
望遠鏡を通してその姿を捉えることができても、
その真の姿をすべて知ることはできません。
それでも、この見えないベールの向こう側にある、
未知なる世界に思いを馳せることは、
私たちに尽きることのない探求心とロマンを与えてくれます。
このブログを通して、皆さんの宇宙への興味が、
少しでも深まれば幸いです。
もし、空に望遠鏡を向ける機会があれば、
ぜひ、太陽系最果ての神秘に思いを馳せてみてください。
きっと、新たな発見が待っているはずです。
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次回の星空タイムズは、オリオン座流星群の観測ガイドです!

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