竹野の特徴 黒い壁の秘密に迫る!
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スタッフ名:甲斐
皆様こんにちは!
今回は竹野の象徴ともいえる黒い壁!この秘密に迫っていこうと思います!!
昨日のブログに引き続き竹野の街中紹介となります(`・ω・´)ゞ
あの黒い壁。。。その名称は?
竹野の町中を歩いていると
このような黒い壁に囲まれますが、その名前はご存じでしょうか?
竹野の象徴ともいえるこの黒い壁に使われているのは「焼き板」と呼ばれるものでございます。
この焼き板はどのようにできているのでしょうか??
焼き板は、3枚の杉板を組んで煙突状に直立させ、中から火であぶり内側を炭化させて作っています。
手間暇かけて綺麗な黒い板が出来上がるわけですね!
というか、三枚ずつしか作れないのかぁと考えると多くの手間暇がかかってますね(-_-;)
「焼き板」であることのメリットとは?
では、ここからは竹野の町の家々に使われている「焼き板」ですが、なぜわざわざ手間をかけてまで焼いた杉の板を使うのか?という疑問に触れていこうと思います。
さてみなさん、竹野と言えばなんと答えますか??
あぁ皆さんの声が聞こえてくるようですね。そうですね、海です。
海以外は聞こえませんでしたね。ハイ!
ではでは、海沿いではどんな風を受けるでしょうか。そうです。潮風です。
そろそろこのあたりで本題に戻らせていただきましょう。
・・・「焼き板」であることのメリットとは?
ここまで来たら答えを言っているのも同然ですね。
そう!焼き板は塩害に強いのです!👊
実は、焼き板は焼くことで炭化層ができて腐りにくくなり、さらに耐久性が優れます。
なぜ腐りにくいのでしょうか。
みなさん、
”「炭」が腐っちゃった(-_-;)”
なんていう話聞いたことないと思います。
もしも 通常の杉板を外壁材として使用してしまうと、雨風や潮風にさらされ濡れたり乾いたりを繰り返し、最後には木目の柔らかい部分がだんだんと痩せていきます。
焼き板を作るのにかかる手間と、家の耐久度とを比べた結果、塩害に強い焼き板にしたほうがメリットが大きいことから、竹野の家々は焼き板をえらんだということですね。
う~ん、奥が深いです!
散策するだけで冒険しているような気分になれる竹野の路地裏!
皆様も探検家になったつもりで自分だけの宝物を探す旅に出てみてはいかがでしょうか。
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