33年目のご開帳
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スタッフ名:小森
城崎温泉にある温泉寺に行ってきました。温泉寺では、ご本尊である「十一面観世音菩薩」が、今年の4月23日から、33年ぶりにご開帳されています。
【以下、温泉寺のHPより出典】
十一面観世音菩薩は、大和(奈良)の長谷寺の観音さまと同木同作の由緒正しき観音様で、 1300年の歴史を持つ重要文化財の仏様です。
2メートルを超えるどっしりとした力強く、温和なご表情は、我々を温かく見守って下さいます。桧の一木彫の鉈彫りという独特の作風の観音さまで、但馬における仏像の代表傑作といえるでしょう。
最初にお断りしておきますが
ご本尊の画像は出てきません。
右 ☛ の写真は、お寺近くに貼ってあったポスターです。
お寺のHPを見れば、その姿を見る事はできますが、それをこのページにアップするのでは、33年ぶりの有難みが薄まるというもの。
と、言いますか、当然の事ながら本堂の中は撮影禁止でしたので。
川沿いの山門から、参道(山道)を歩くこと15~20分。
石段を登り切った場所が、本堂の目の前なのですが、そのすぐ向かいにはロープウェイの中間駅があるという不思議な立地。歩いて登ったという達成感が、一瞬にして消え去ります。
【目の前に、十一面観世音菩薩様がいる事を想像して読んでください】
このお姿で、1300年前もこの場に立っていると言うのは、想像が及ばない時の流れ。
そして、ご本尊と別の場所にいらっしゃる千手観音様(こちらも重要文化財)も、とっても素晴らしい。
ご参拝の方が少なかったのもあるかもしれませんが、とても静かで心落ち着く空間でした。
※今回のご開帳は、2021年春までの3年間です。
時間と体力に余裕のある方は、温泉寺から山上を目指すのもオススメ。(本当か?)
山上には、眺望が素晴らしいお洒落なカフェや、願いが叶うと言われる「かわらけ投げ」もあります。
風情ある山道を歩いていると、ロープウェイに追い越されるのもいとおかし。
休暇村から温泉寺までは車で20分です
温泉寺のHP
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