冷える宵には酔いで対抗
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スタッフ名:榎本
いつも休暇村帝釈峡のブログをご覧いただきありがとうございます。
レストランの榎本です。
今日ご紹介するのは、レストランのメニューではありませんが、冬真っ只中のこの時期に温まるのにもってこいな「気ままにオンザロック」です。
フロントにてお申込み頂ける体験プログラムとなっております。
少し詳しくご紹介すると、お一人あたり300円でロックグラス・丸氷・おつまみの基本セット、更にお好みのミニチュアボトル(500~1,400円)をご購入いただき、ロビーやアウトドアリビング、お部屋などで楽しんでいただくというものです。
このミニチュアボトルを選ぶ段階から楽しい(個人的な感想です)のですが、
スコッチウィスキー
グランツ(700円)
グレンリベット(1,200円)
バーボンウィスキー
バッファロートレース(800円)
メイカーズマーク(1,400円)
テネシーウィスキー
ジャックダニエル(1,100円)
アイリッシュウィスキー
ジェムソン(500円)
国産ブレンドウィスキー
スーパーニッカ(900円)
ジン
ボンベイサファイア(800円)
ウォッカ
ズブロッカ(800円)
ラム
ネグリタ(900円)
テキーラ
タランチュラ(800円)
ブランデー
ヘネシー(1,300円)
と、12種類のボトルが勢揃いしております。(売り切れの場合あり)
これらのお酒をオンザロックで楽しんでいただく想定のプログラムですが、例えばお酒自体はストレートでやりながら、チェイサー(日本酒でいうところのやわらぎ水)としてお部屋にある帝釈の水や、あるいはペアリングで楽しめる炭酸ジュースを丸氷で冷やして飲むという楽しみ方も乙なものではないでしょうか。
個人的には、一つのお酒のいろいろな表情を楽しめる「フロート」をおすすめしたいと思います。
特にウィスキーで嗜まれている飲み方ですが、丸氷の入ったロックグラスに水を注ぎ、よく冷やしてから常温のミニチュアボトルを静かに注ぐと上下で濃淡がグラデーションになり、(ほぼ)ストレートからウルトラライトな水割りまでを楽しめるという寸法です。
また、お問合せの多い質問として、ウィスキーの種類が多いけど、どのウィスキーが飲みやすいの?という方にオススメしたいのはアイリッシュのジェムソンかスコッチのグレンリベットです。
アイリッシュウィスキーは他のウィスキーよりも多い3回蒸留を経て製造されているものが大半で、ジェムソンももちろんそうやって作られています。
このため度数の高いウィスキーでありながら味わいの角が適度に丸くなっていて、ウィスキー初心者にもやさしい銘柄といえるでしょう。
一方のスコッチウィスキーのグレンリベットは一般的な2回蒸留の製造工程で作られていて、先の説明からするととっつきにくく考えてしまう方もおられるかもしれませんが、特徴的な香りはなんとも身近なものに感じられるはずです。
このプログラムで取扱っているミニチュアボトルはグレンリベット12年という、おそらく同銘柄で最もポピュラーなものですが、このお酒の香気はよく和梨のようだと評されています。
個人的にも飲んだことはありますが、本当に思ったよりも和梨の香りがするので、未知の味としてのウィスキーに冒険してみる時に、とっつきやすさとして大きな影響があるのではないでしょうか。
余談として……香りが身近なものに似ているという点では、ウィスキーの話からは外れてしまいますがウォッカのズブロッカも面白い香りです。
ボトルに草が一本漬込まれているユニークな外見の通り、草の青い香りが主張してくるのですが、個人的には桜餅の桜葉や、あるいはよもぎのような風味を思い出すものでした。
夕方からグッと気温の下がる日が多い季節ですが、夕焼けに染まる空を眺めながら、夕食前のアペタイザーとして、あるいは寝る前のひと時にも、様々な場面でオンザロックを是非!お楽しみください!